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Analysis Services のスキーマ行セット

適用対象: SQL Server Analysis Services Azure Analysis Services Fabric/Power BI Premium

スキーマ行セットは、Analysis Services オブジェクトとサーバーの状態に関する情報 (データベース スキーマ、アクティブ セッション、接続、コマンド、サーバー上で実行されるジョブなど) を格納する定義済みのテーブルです。 SQL Server Management Studioの XML/A スクリプト ウィンドウでスキーマ行セット テーブルに対してクエリを実行したり、スキーマ行セットに対して DMV クエリを実行したり、スキーマ行セット情報を組み込むカスタム アプリケーションを作成したりできます (たとえば、レポートの作成に使用できるディメンションの一覧を取得するレポート アプリケーション)。

注意

XML/A スクリプトでスキーマ行セットを使用する場合、Discover メソッドの Result パラメーターで返される情報は、このセクションで説明する行セット列レイアウトに従って構造化されます。 XML for Analysis (XMLA) プロバイダーは、XML for Analysis Specification で必要な行セットをサポートしています。 XMLA プロバイダーでは、OLE DB、OLE DB for OLAP、および OLE DB for Data Mining の各データ ソース プロバイダーに対する標準のスキーマ行セットも一部サポートされています。 サポートされている行セットについては、次の各トピックを参照してください。

スキーマ行セット

スキーマ行セットは、次の 2 つのSQL Server Analysis Services プロトコルで説明されています。

[MS-SSAS-T]: SQL Server Analysis Services表形式プロトコル - 1200 以上の互換性レベルの表形式モデルのスキーマ行セットについて説明します。

[MS-SSAS]: SQL Server Analysis Services プロトコル - 1100 および 1103 互換性レベルの多次元モデルと表形式モデルのスキーマ行セットについて説明します。