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ストアド プロシージャのクエリ コンテキストへのアクセス

適用対象: SQL Server Analysis Services Azure Analysis Services Fabric/Power BI Premium

ストアド プロシージャの実行コンテキストは、ストアド プロシージャのコード内で、ADOMD.NET サーバー オブジェクト モデルの Context オブジェクトとして使用できます。 これは、読み取り専用のコンテキストであり、ストアド プロシージャによって変更することはできません。 このオブジェクトでは次のプロパティを使用できます。

プロパティ Type 説明
CurrentCube キューブ 現在のクエリ コンテキストのキューブです。
CurrentDatabaseName 文字列 現在のデータベースの識別子です。
CurrentConnection 接続 現在のコンテキストの接続オブジェクトへの参照です。
合格 Integer 現在のコンテキストのパス番号です。

Context オブジェクトは、ストアド プロシージャで多次元式 (MDX) オブジェクト モデルを使用する場合に存在します。 MDX オブジェクト モデルがクライアントで使用されている場合には利用できません。 Context オブジェクトは、ストアド プロシージャに明示的に渡されたり、ストアド プロシージャによって返されたりしません。 ストアド プロシージャの実行中に利用できます。

参照

多次元モデルのアセンブリの管理
ストアド プロシージャの定義