BeginTransaction 要素 (XMLA)
Analysis Services のインスタンスを使用して、現在のセッションでトランザクションを開始します。
構文
<Command>
<BeginTransaction />
</Command>
要素の特性
特徴 | 説明 |
---|---|
データ型と長さ | なし |
既定値 | なし |
カーディナリティ | 0-n : 省略可能な要素で、出現する場合は複数回の出現が可能です |
要素の関係
リレーションシップ | 要素 |
---|---|
親要素 | コマンド |
子要素 | なし |
解説
BeginTransactionコマンドは、現在のセッションでアクティブなトランザクションを開始します。 アクティブなトランザクションが既に存在する場合、Analysis Services インスタンスは、現在のセッションのトランザクションの参照カウントをインクリメントします。 まだ存在しない場合、インスタンスは新しいトランザクションを開始して、現在のセッションの参照カウントを 1 に設定します。 BeginTransactionコマンドを使用してアクティブなトランザクションが明示的に指定されている場合は、その後のすべてのコマンドが明示的に指定されたトランザクション内で実行されます。
現在のセッションが終了したときにトランザクションの参照カウントが 0 より大きければ、すべてのアクティブなトランザクションはロールバックされます。
明示的に指定されたアクティブなトランザクションが現在のセッションに存在しない場合、現在のセッションで発行されるすべてのコマンドは、暗黙的に定義されたトランザクションの中で実行されます。 暗黙のトランザクションは、コマンドが成功すればコミットされ、コマンドが失敗すればロールバックされます。