Windows Server 2019 StandardでWindows Server バックアップを利用しているが、スケジュールで取得していたバックアップのデータがほぼ消えてしまいました。原因が分かればご教示いただきたいです。

Question

Windows Server 2019 StandardにWindows Server バックアップ機能をインストールして利用しています。

増分バックアップでスケジュールを設定しており、約20か月ほどの間は増分のデータが作成されていることをそれぞれ確認できていました。

今回確認したところ、上記で確認したデータのほとんどが消えてしまったように思われます。

この原因と、設定で防ぐことができる内容であればそちらもご教示いただきたく存じます。

設定しているスケジュールとしては下記のとおりです。

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バックアップ項目：ローカルディスク(D:)

バックアップオプション：増分バックアップ

バックアップ先：ローカルディスク(E:)

バックアップの開始時間：毎週日曜日4:00

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このスケジュール結果が、2022/8から2024/4/21までは毎日日曜日4:00に実行され、画像1枚目のように表示されていました。

2024/5/28に確認したところ画像2枚目のように表示されました。

直近のバックアップは残っているのですが、ほとんど消えてしまいました。

現在、回復オプション項目から指定する復元ポイントで、2024/5/26は選択できるがそれ以外は選択できない状態(2022/8/26,2022/8/29は確認漏れ)で、バックアップ先のEドライブの容量が大幅に減っていることから、データが消えてしまったものと思われます。

2024/4/21から2024/5/28までの間はバックアップ状況を確認しておらず、いつ発生したかの特定ができていません。

不足情報があれば追記させていただきます。

何卒よろしくお願いいたします。

Answer 1

こんにちは。

Microsoft Q&Aへの投稿ありがとうございます。

Windows Server Backupの自動ディスク使用管理機能は、バックアップ中にバックアップターゲットに新しいバックアップを保存するための十分な空き容量がないことを検出すると、スナップショットに割り当てられたストレージ領域（差分領域と呼ばれる）を縮小して領域を作成します。その結果、1つまたは複数の古いスナップショットと、それらのスナップショットに対応するバックアップバージョンが削除されます。差分領域を縮小する前に、Windows Server Backupは、差分領域を縮小することでバックアップに必要な領域が解放されるかどうかを判断します。十分な領域が解放される場合、Windows Server Backupは縮小を進め、バックアップを続行します。ただし、Windows Server Backupは差分領域をターゲット ボリューム サイズの1/8未満に縮小しません。

残念ながら、Windowsは自動ディスク使用量管理を設定するオプションを提供していないため、完全に自動的に実行されます。古いバックアップを残しておきたい場合は、バックアップ・スケジュールでバックアップ用の新しいディスクを指定するか、不要なバックアップを手動で削除して、バックアップ・ターゲットに十分なディスク容量があることを確認してください。もちろん、ターゲットボリューム内のWindowsImageBackupフォルダを他の場所にバックアップすることもできます。

Ian Xue

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