アプリケーションのライフサイクル

高レベルまたはリアルタイムの対応コアの場合でも、すべての Azure Sphere アプリケーションは、継続的に実行するように記述する必要があります。 アプリケーションが予期せず終了すると、システム ソフトウェアによって自動的に再起動されます。

Azure Sphere OS は、起動時に周辺機器をリセットしません。 高レベルおよびリアルタイム対応アプリケーションでは、起動時に周辺機器が既知の良好な状態であることを確認する必要があります。 高レベルおよびリアルタイム対応アプリケーションの周辺機器をプログラムする方法に関するハードウェア固有の情報については、ハードウェア製造元のドキュメントを参照してください。 MT3620 の詳細については、 MediaTek から発行された MT3620 データシートを参照してください。質問が残っている場合は、電子メールで Avnet から MT3620 M4 データシートを Azure.Sphere@avnet.com要求できます。

高レベルのアプリケーションは、Azure Sphere OS から SIGTERM シグナルを受信したときにのみ終了する必要があります。 Azure Sphere サンプルでは、このシグナルを処理し、正常に終了する方法を示します。 アプリケーションが SIGTERM シグナルを受信した後に終了できない場合、Azure Sphere OS は SIGKILL シグナルで終了します。 アプリケーションでは、SIGKILL が不要であることを確認する必要があります。