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I2CMaster_Write関数

ヘッダー: applibs </i2c.h #include>

I2C マスター インターフェイスに対して書き込み操作を実行します。 この関数は POSIX write() 関数と同じ機能を提供しますが、操作のターゲットである下位 I2C デバイスのアドレスを指定する点が異なっています。

ssize_t I2CMaster_Write(int fd, I2C_DeviceAddress address, const uint8_t *data, size_t length);

パラメーター

  • fd I2C マスター インターフェイスのファイル記述子。

  • address 操作のターゲットである下位 I2C デバイスの アドレス

  • data ターゲット デバイスに送信するデータ。 長さが 0 の場合、この値は NULL にすることができます。

  • length 送信するデータのサイズ。 この値は 0 にすることができます。

エラー

エラーが発生した場合は -1 を返し、エラー値に設定します errno

  • EBUSY: インターフェイスがビジーであるか、I2C 回線が低く保持されています。

  • ENXIO: 操作が下位デバイスから ACK を受信しませんでした。

  • ETIMEDOUT: 操作が完了する前にタイムアウトしました。 I2CMaster_SetTimeout 関数を呼び出してタイムアウト時間を調整できます。

その他 errno のエラーも指定できます。このようなエラーは決定的ではなく、同じ動作はシステム更新によって保持されない可能性があります。

戻り値

正常に書き込まれたバイト数を返します。エラーの場合は -1 を返します。この場合 errno はエラー値に設定されます。 0 バイトの書き込みを含む部分的な書き込みは成功と見なされます。

アプリケーション マニフェストの要件

I2c インターフェイスにアクセスするには、アプリケーション マニフェストの I2cMaster フィールドで 識別する必要があります。