初期開発キットで OS を更新する

すべての Azure Sphere デバイスは、Azure Sphere OS がインストールされた製造元から出荷されます。 ほとんどのデバイスは、Seeed Mini Dev Kits や他のメーカーのすべてのキットなど、インターネット経由で更新できます。 ただし、一部の早期表示 MT3620 開発キットでは、使用したことがない場合は手動更新が必要になる場合があります。 使用したことがないボードがある場合は、次の手順に従って OS を手動で更新します。

1. ボードを USB で PC に接続します。

2. PowerShell、Windows コマンド プロンプト、または Linux コマンド シェルを使用して、コマンド ライン インターフェイスを開きます。

3. 回復手順を使用してボードを更新します。

   azsphere device recover

   次のような出力が表示されますが、ダウンロードされるイメージの数は異なる場合があります。

   Downloading recovery images...
   Download complete.
   Starting device recovery. Please note that this may take up to 10 minutes.
   Board found. Sending recovery bootloader.
   Erasing flash.
   Sending 16 images. (5461232 bytes to send)
   Sent 1 of 16 images. (5431060 of 5461232 bytes remaining)
   Sent 2 of 16 images. (5315180 of 5461232 bytes remaining)
   ...
   Sent 16 of 16 images. (0 of 5461232 bytes remaining)
   Finished writing images; rebooting board.
   Device ID: <GUID>
   Device recovered successfully.