Azure Stack Hub のヘルプとサポート

Azure Stack Hub のオペレーターは [ヘルプとサポート] を使用して診断ログを収集し、トラブルシューティングのために Microsoft に送信することができます。 Azure Stack Hub ポータルの [ヘルプとサポート] には、管理者ポータルからアクセスできます。 オペレーターが Azure Stack の詳細を参照し、サポート オプションを確認し、専門家の支援を得るためのリソースが用意されています。

ヘルプ リソース

オペレーターは、 [ヘルプとサポート] を使用して、Azure Stack Hub の詳細を参照し、サポート オプションを確認し、専門家の支援を得ることができます。

最初に試すべきこと

[ヘルプとサポート] の上部には、最初に試すことが推奨される項目があります。たとえば、新しい概念について読む、課金のしくみを学ぶ、使用できるサポート オプションを確認する、などです。

• ドキュメント。 「Azure Stack Hub のオペレーター ドキュメント」には、Azure Stack Hub サービスを提供する方法を示す概念、操作方法の手順、およびチュートリアルが掲載されています。 これらのサービスには、仮想マシン、SQL Database、Web アプリなどがあります。

• 課金の詳細についてはこちらを参照してください。 使用量と課金についてのヒントを得ます。

• サポート オプション。 Azure Stack Hub オペレーターは、あらゆる企業のニーズに対応できる幅広い Azure サポート オプションから選択できます。

専門家のサポートを受ける

統合システムについては、Microsoft と Microsoft の OEM (original equipment manufacturer) ハードウェア パートナーとの間に、統合されたエスカレーションと解決のプロセスがあります。

クラウド サービスに問題がある場合は、Microsoft サポートを通じてサポートが提供されます。 管理者ポータルの右上隅の [ヘルプ] (疑問符) を選択し、 [ヘルプとサポート] を選択すると、 [ヘルプとサポートの概要] が開き、新しいサポート リクエストを送信できます。 サポート要求を作成するときに、Azure Stack Hub サービスが事前に選択されます。 グローバルな Azure portal を使うのではなく、このエクスペリエンスを使ってチケットを送信することをお客様に強くお勧めします。

デプロイ、パッチと更新プログラム、ハードウェア (現場交換可能ユニットを含む) や、ハードウェア ライフサイクル ホストで実行するソフトウェアなどのハードウェア ブランドのソフトウェアに問題がある場合は、最初に OEM ハードウェア ベンダーにお問い合わせください。 その他の問題については、Microsoft サポートにお問い合わせください。

Azure Stack Development Kit (ASDK) については、Azure Stack Hub MSDN フォーラムでサポート関連の質問をすることができます。

管理者ポータルの右上隅の [ヘルプ] (疑問符) を選択し、 [ヘルプとサポート] を選択すると、フォーラムへのリンクが含まれるヘルプとサポートの概要が開きます。 MSDN フォーラムは定期的にチェックされています。 ASDK は評価環境であるため、Microsoft サポートを通じた正式なサポートは提供されていません。

また、MSDN フォーラムにアクセスして問題について話し合ったり、オンライン トレーニングを受けて自分のスキルを向上させたりすることもできます。

サポート リクエストの情報

サポート エクスペリエンスの時間を短縮するには、次の情報を用意してください。

• Azure Stack Hub ハードウェア パートナーですか?
• システム内の Azure Stack Hub ノードの数はいくつですか?
• システムの現在のパッチ レベルは何ですか?
• システムで現在実行中のビルド番号は何ですか?
• クラウドのリージョンの名前は何ですか?
• 接続されたシステムですか、切断されたシステムですか?
• 問題が発生し始めた時期
• 前回のバックアップが失敗した正確な時刻がわかりますか?
• バックアップが失敗したのはロールは何ですか?
• 最近、変更を行いましたか? たとえば、更新プログラムの実行、ハードウェアの変更、または OEM 更新の適用を行いましたか?
• 問題を調査するためにログを提供できますか?

Azure Stack Hub をすぐに理解する

この一連のチュートリアルは、ASDK と統合システムのどちらを実行しているかに応じてカスタマイズされているので、自分の環境をすぐに理解することができます。

診断ログの収集

診断ログは、次の 2 つの方法で Microsoft に送信できます。

• ログを事前に送信する:有効にすると、特定の正常性アラートによってログの収集がトリガーされます。
• 今すぐログを送信する:ログ収集の時間枠として、特定のスライディング ウィンドウを手動で選択できます。

次のステップ

• 診断ログの収集について学習する。
• クラウド ID を検索する方法について学習する。
• Azure Stack Hub のトラブルシューティングについて学習する。