Azure Stack Hub ユーザー ポータルの使用

  • [アーティクル]

Azure Stack Hub ポータルを使用して、パブリック オファーをサブスクライブしたり、これらのオファーで提供されるサービスを使用したりします。 グローバル Azure portal を使用したことがあれば、サイトのしくみには既になじみがあります。

ポータルへのアクセス

Azure Stack Hub オペレーター (サービス プロバイダーまたは組織内の管理者のいずれか) から、ポータルにアクセスするための正しい URL が通知されます。

  • 統合システムの場合、URL はオペレーターのリージョンと外部ドメイン名によって異なり、https://portal.<リージョン>.<FQDN> の形式になります。
  • Azure Stack Development Kit (ASDK) を使用している場合、ポータル アドレスは https://portal.local.azurestack.external です。
  • すべての Azure Stack Hub デプロイの既定のタイム ゾーンは、協定世界時 (UTC) に設定されます。 Azure Stack Hub のインストール時にタイム ゾーンを選択できますが、インストール中に既定として UTC に自動的に戻ります。

ダッシュボードのカスタマイズ

ダッシュボードには、タイルの既定のセットが含まれています。 [ダッシュボードの編集] を選択して既定のダッシュボードを変更するか、[新しいダッシュボード] を選択してカスタムのダッシュボードを作成します。 タイルを追加または削除して、ダッシュボードを簡単にカスタマイズすることができます。 たとえば、[コンピューティング] タイルを追加するには、[+ リソースの作成] を選択します。 [コンピューティング] を右クリックし、 [ダッシュボードにピン留め] を選択します。

Azure Stack Hub ユーザー ポータルの画面キャプチャ

ダッシュボードを元の設定に復元するには:

  1. [ダッシュボードの編集] を選択します。
  2. 右クリックし、[既定の状態にリセット] を選択します。

サブスクリプションの作成と使用可能リソースの参照

まだサブスクリプションがない場合、オファーをサブスクライブする必要があります。 その後、利用可能なリソースを参照することができます。 リソースを参照したり作成したりするには、次のいずれかの方法を使用します。

  • ダッシュボードで [Marketplace] タイルを選択します。
  • [すべてのリソース] タイルで、[リソースの作成] を選択します。
  • 左側のナビゲーション ウィンドウで、[+ リソースの作成] を選択します。

使用可能なサービスの使用方法を学ぶ

使用可能なサービスの使用方法についてガイダンスが必要な場合に、利用できるオプションが異なる可能性があります。

  • 組織またはサービス プロバイダーによって独自のドキュメントが提供されることがあります。これは通常、カスタマイズされたサービスまたはアプリが提供される場合です。

  • サード パーティのアプリには、独自のドキュメントがあります。

  • Azure 互換サービスについては、まず Azure Stack Hub のドキュメントを確認することを強くお勧めします。 Azure Stack Hub ユーザー ドキュメントにアクセスするには、ヘルプ アイコン (?)、[ヘルプとサポート] の順に選択します。

    UI の [ヘルプとサポート] オプション

    特に、作業を開始するにあたって次の記事を確認することをお勧めします。

    • 重要な考慮事項: Azure Stack Hub でのサービスの使用またはアプリの作成。

    • ドキュメントのサービスの使用に関するセクションには、サービスごとの考慮事項の記事があります。 考慮事項に関するページでは、Azure で提供されるサービスと Azure Stack Hub で提供される同じサービスとの相違点を説明しています。 例については、「VM に関する考慮事項」を参照してください。 「サービスの使用」セクションには、Azure Stack Hub に固有なその他の情報が含まれている場合があります。

      サービスの一般的なリファレンスとして Azure のドキュメントを使用できますが、これらの相違点を把握しておく必要があります。 [Quickstart tutorials] (クイックスタート チュートリアル) タイル上のドキュメント リンクが Azure のドキュメントを指していることを理解します。

サポートを受ける

サポートが必要な場合は、所属組織またはサービス プロバイダーにお問い合わせください。

Azure Stack Development Kit (ASDK) を使用している場合は、Azure Stack Hub フォーラムが唯一のサポート情報源です。

次のステップ

重要な考慮事項: Azure Stack Hub でのサービスの使用またはアプリの作成