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vFXT クラスターへのアクセス

クラスター設定を調整してクラスターを監視するには、Avere Control Panel を使用します。 Avere Control Panel は、クラスターに対するブラウザーベースのグラフィカル インターフェイスです。

vFXT クラスターはプライベート仮想ネットワーク内にあるため、クラスターの管理 IP アドレスに到達するには、SSH トンネルを作成するか、別の方法を使用する必要があります。

基本的な手順は 2 つあります。

  1. ワークステーションとプライベート仮想ネットワーク間に接続を作成する
  2. Web ブラウザーでクラスターのコントロール パネルを読み込む

Note

この記事では、クラスター コントローラー、またはクラスターの仮想ネットワーク内にある別の VM にパブリック IP アドレスを設定していることを前提としています。 この記事では、その VM をホストとして使用してクラスターにアクセスする方法について説明します。 仮想ネットワーク アクセスに VPN または ExpressRoute を使用している場合は、Avere Control Panel への接続に関するセクションに進んでください。

接続する前に、クラスター コントローラーの作成時に使用した SSH 公開キーと秘密キーのペアがローカル コンピューターにインストールされていることを確認します。 ヘルプが必要な場合は、Windows または Linux の SSH キーのドキュメントをお読みください。 公開キーの代わりにパスワードを使用した場合は、接続するときにパスワードの入力を求められます。

SSH トンネルを作成する

SSH トンネルは、Linux ベースまたは Windows 10 クライアント システムのコマンド ラインから作成できます。

SSH トンネリング コマンドを次の形式で使用します。

ssh -L local_port:cluster_mgmt_ip:443 controller_username@controller_public_IP

このコマンドでは、クラスター コントローラーの IP アドレスを介してクラスターの管理 IP アドレスに接続します。

例:

ssh -L 8443:10.0.0.5:443 azureuser@203.0.113.51

SSH 公開キーを使用してクラスターを作成し、一致するキーがクライアント システムにインストールされている場合、認証は自動的に行われます。 パスワードを使用した場合は、それを入力するよう求められます。

ブラウザーで Avere Control Panel に接続する

この手順では、Web ブラウザーを使用して、vFXT クラスターの構成ユーティリティに接続します。

  • SSH トンネル接続を行うには、Web ブラウザーを開いて https://127.0.0.1:8443 に移動します。

    トンネルを作成したときのクラスターの IP アドレスに接続されるため、必要なのはローカル ホストの IP アドレスをブラウザーで使用することだけです。 8443 以外のローカル ポートを使用した場合は、そのポート番号を使用してください。

  • VPN または ExpressRoute を使用してクラスターにアクセスする場合は、ブラウザーでクラスター管理 IP アドレスに移動します。 例: https://203.0.113.51

ブラウザーによっては、[Advanced]\(詳細設定\) をクリックして、そのページへのアクセスが安全であることを確認する必要があります。

クラスターの作成時に指定した、ユーザー名 admin と管理パスワードを入力します。

[Login]\(ログイン\) をクリックするか、キーボードの Enter キーを押します。

次のステップ

クラスターのコントロール パネルにログインしたら、[サポート] を有効にします。