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Azure Virtual Desktop の管理ベースラインに関する考慮事項

管理と監視を念頭に置いて Azure Virtual Desktop 環境を正しく設計することで、オペレーショナル エクセレンスとお客様の成功を実現します。

プラットフォームの管理と監視

Azure Virtual Desktop のプラットフォームの管理と監視に関する次の考慮事項と推奨事項を確認してください。

詳細については、Azure Monitor での データ収集ルールの作成に関するページを参照してください。

  • 構成を簡単にするために、Azure Virtual Desktop 分析情報を使用します。

  • アプリケーション グループをユーザー グループに割り当て、管理オーバーヘッドを軽減します。

  • アプリケーション グループは、さまざまな方法で分けることができます。 ユーザーが属している部署またはユーザーの種類 (パワー、エンジニアリング、一般など) に基づいてこれらを分けることをお勧めします。

用語集、データ ストレージのコスト見積もり、その他のトラブルシューティング ガイダンスについては、Azure Monitor に関する「次の手順」を参照してください。

インフラストラクチャの管理と監視

Azure Virtual Desktop のインフラストラクチャの管理と監視に関する次の考慮事項と推奨事項を確認してください。

設計上の考慮事項

  • セッション ホストのパフォーマンス カウンターを収集してログに記録します。
  • ユーザー エクスペリエンス管理には、ネットワーク パフォーマンス監視を使用します。
  • 収集されたログとメトリックに関するアラート モデルを設定します。
  • 機能更新プログラム間でセッション ホストに Windows Update Management を使用します。

設計の推奨事項

  • Azure Virtual Desktop プラットフォームで使用するものと同じ Log Analytics ワークスペースを使用します。
  • セッション ホストが格納されるリージョンで一元管理される Log Analytics ワークスペースを使用します。
  • Azure Virtual Desktop 分析情報ブックを実装して、診断設定、イベント、パフォーマンス カウンターを構成します。
  • Azure Virtual Network およびセッション ホストと同じリージョンで Network Performance Monitor を設定します。
  • エンタープライズ規模の Azure ポリシーとガバナンスを、Azure Virtual Desktop のランディング ゾーンに組み込みます。

次のステップ

Azure Virtual Desktop のエンタープライズ規模のシナリオにおける事業継続とディザスター リカバリーについて確認します。