Azure Cloud Shell の Bash のクイックスタート
このドキュメントでは、Azure Portal で Azure Cloud Shell の Bash を使う方法について詳しく説明します。
Note
Azure Cloud Shell の PowerShell のクイックスタートもあります。
Cloud Shell の起動
Azure Portal 上部のナビゲーションから Cloud Shell を起動します。
ストレージ アカウントと Microsoft Azure ファイル共有を作成するためのサブスクリプションを選択します。
[Create storage](ストレージの作成) を選択します。
ヒント
Azure CLI では、セッションごとにユーザー認証が自動的に行われます。
Bash 環境を選ぶ
シェル ウィンドウの左側にある環境ドロップダウンで [Bash
] が選択されていることを確認します。
サブスクリプションの設定
自分が利用できるサブスクリプションを一覧表示します。
az account list
優先するサブスクリプションを設定します。
az account set --subscription 'my-subscription-name'
ヒント
設定したサブスクリプションは、/home/<user>/.azure/azureProfile.json
を使用して今後のセッション用に記憶されます。
リソース グループを作成する
"MyRG" という名前の新しいリソース グループを WestUS に作成します。
az group create --location westus --name MyRG
Linux VM の作成
新しいリソース グループに Ubuntu VM を作成します。 Azure CLI によって SSH キーが作成され、キーが VM に設定されます。
az vm create -n myVM -g MyRG --image UbuntuLTS --generate-ssh-keys
Note
--generate-ssh-keys
を使用すると、Azure CLI によって VM と $Home
ディレクトリに公開キーと秘密キーが作成され、設定されます。 既定では、キーは Cloud Shell で /home/<user>/.ssh/id_rsa
と /home/<user>/.ssh/id_rsa.pub
に配置されます。 .ssh
フォルダーは、$Home
の永続化に使用される、接続したファイル共有の 5 GB イメージに永続化されます。
この VM でのユーザー名が、Cloud Shell で使用されるユーザー名になります ($User@Azure:)。
Linux VM への SSH 接続
Azure Portal の検索バーで VM 名を検索します。
[接続] を選択して、VM 名とパブリック IP アドレスを取得します。
ssh
コマンドを使用して VM への SSH 接続を確立します。ssh username@ipaddress
SSH 接続を確立すると、Ubuntu のウェルカム プロンプトが表示されます。
クリーンアップしています
SSH セッションを終了します。
exit
リソース グループとそこに含まれるリソースを削除します。
az group delete -n MyRG