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Azure AI サービスの制限付きアクセス機能

Microsoft が目指しているのは、AI を利用して社会を良い方向に変革する開発者や組織の力になることです。 個人の権利や安全を守るために、私たちは責任ある AI のプラクティスを奨励しています。 その実現に向け Microsoft は、Azure サービスの責任あるデプロイを支援するための、AI の原則に基づく制限付きアクセス ポリシーを導入しました。

制限付きアクセスとは

制限付きアクセス サービスには登録が必要です。Microsoft の管理下にある (つまり Microsoft アカウント チームと直接連携する) お客様だけに利用資格が与えられます。 これらのサービスの使用は、登録時点で選択されたユース ケースに限定されます。 お客様には、サービス使用条件に目を通したこと、またそれらに同意することへの確認が必要となります。 Microsoft では、お客様にこの情報の再確認を求める場合があります。

制限付きアクセス サービスは、Microsoft Azure サービスのサブスクリプションを規定する条項 (including the サービス固有の条件 を含む) の下でお客様に提供されます。 制限付きアクセス サービスの使用に関する重要な条件と義務が含まれているので、これらの条項をよくお読みください。

制限付きアクセス サービスの一覧

アクセスが制限されているサービスは次のとおりです。

これらのサービスのうち上に記載されていない機能は、登録なしでご利用いただけます。

制限付きアクセスに関する FAQ

アクセスの登録方法を教えてください。

使用を希望する制限付きアクセス サービスごとに登録フォームを送信してください。

登録プロセスにはどのくらいの時間がかかりますか?

お申し込み後、5 から 10 営業日以内に審査に関するご連絡を差し上げます。 場合によっては、確認に時間がかかることがあります。 申請が審査されるとすぐにメールが届きます。

制限付きアクセスのサービスを使用する資格があるのはだれですか?

制限付きアクセス サービスは、Microsoft の管理下にあるお客様にのみ提供されます。 加えて、制限付きアクセスのサービスは特定のユース ケースに限定して提供され、お客様は登録フォームで、意図するユース ケースを選ぶ必要があります。

登録フォームには、組織に関連付けられているメール アドレスを使用してください。 個人のメール アドレスで提出された登録フォームは拒否されます。

Microsoft の管理下にないお客様については、同じフォームを使用して申請をご提出いただければ、こちらから適格プログラムへの参加機会について連絡差し上げます。

管理下の顧客とは? 管理下の顧客に該当するかどうかがわからない場合はどうすればよいですか?

管理下のお客様は、Microsoft アカウント チームと連携します。 使用を希望する機能の登録フォームをご提出ください。お客様の利用資格を確認させていただきます。 現時点では、管理下のお客様になる要求を受け入れることができません。

既に利用していて登録しなかった場合はどうなりますか?

既存のお客様は、2023 年 6 月 30 日までに登録フォームを提出し、2023 年 6 月 30 日以降、制限付きアクセス サービスの使用を継続することについての承認を得る必要があります。 審査には 10 営業日見込むことをお勧めします。 申請が認められなかった場合、2023 年 6 月 30 日を過ぎるとアクセスが拒否されます。

既にカスタム ニューラル音声や話者認識の利用申請を行って使用しているユーザーも、これらのサービスの使用を継続するためには登録が必要なのですか?

Microsoft は責任ある AI プログラムの改善を絶えず追求しており、制限付きアクセスは、Microsoft の新たなサービス制限プロセスです。 過去にカスタム ニューラル音声または話者認識の利用を申請し、許可が下りた場合でも、2023 年 6 月 30 日以降、これらのサービスの使用を継続するためには新しい登録フォームの提出をお願いいたします。

既に 2022 年 6 月 21 日の時点でカスタム ニューラル音声または話者認識を使用しているお客様が、2023 年 6 月 30 日以降も引き続きこれらのサービスを使用するためには、2023 年 6 月 30 日までに、ユース ケースを選択して登録フォームを提出し、承認される必要があります。 申請プロセスには 10 日間見込むことをお勧めします。 既存のお客様は 2023 年 6 月 30 日までは引き続きサービスをご利用いただけますが、その後は、利用申請の承認を受ける必要があります。 登録フォームは、こちらから入手できます。

ユース ケースが登録フォームにない場合はどうなりますか?

制限付きアクセス機能は、登録フォームに記載のユース ケースに限って提供されます。 目的のユース ケースが記載されていない場合は、サービス内容改善のため、こちらのフィードバック フォームでお知らせください。

制限付きアクセス サービスはどこで使用できますか?

こちらで制限付きアクセス サービスを検索して、その提供リージョンをご確認ください。 ブラジル南部とアラブ首長国連邦北部のデータセンター リージョンでは、Microsoft が管理する法人のお客様の利用を優先しております。

カスタム ニューラル音声と話者認識の操作がサポートされているリージョンについては、こちらで詳しい情報をご覧いただけます。

申請が拒否された場合、私のデータはどうなりますか?

既存のお客様の利用申請が拒否された場合、2023 年 6 月 30 日を過ぎると、制限付きアクセスの機能は使用できなくなります。 お客様のデータには、Microsoft のデータ保有ポリシーが適用されます。

ヘルプとサポート

制限付きアクセス サービスの乱用については、こちらからご報告ください。