ゾーンとラインの配置ガイド

この記事では、空間内での人の動きを正確に分析するために、空間分析操作のゾーンとラインを定義する方法のガイドラインを説明します。 これはすべての操作に適用されます。

ゾーンとラインは、JSON SPACEANALYSIS_CONFIG パラメーターを使用して定義されます。 詳細については、空間分析の操作に関する記事をご覧ください。

ゾーンの描画に関するガイドライン

空間はそれぞれ異なることに注意してください。ニーズに応じて、位置またはサイズを更新する必要があります。

カメラ ビューの特定のセクションを表示する場合は、関心のある特定のフロア領域を対象とし、関心のない他の領域を含めずに、できるだけ大きなゾーンを作成します。 これにより、収集されるデータの精度が向上し、追跡する必要のない領域からの誤検知を防ぐことができます。多角形の角を配置するときは、追跡する領域外に配置しないよう注意してください。

適切に形成されたゾーンの例

ゾーンは、各縁端に沿って 3 人が十分に立てる大きさにし、関心領域に焦点を合わせる必要があります。 空間分析では、足がゾーン内にある人を特定するため、二次元の画像にゾーンを描画するときは、ゾーンを床に敷かれたカーペットであると想像してください。

Well-shaped zone

適切に形成されていないゾーンの例

次の例は、適切に形成されていないゾーンを示しています。 これらの例では、関心領域は It's Game Time というディスプレイの前の空間です。

ゾーンがフロア上にない

Poorly shaped zone

ゾーンが小さすぎる

zone is too small

ディスプレイの周囲の領域がゾーンに完全に取り込まれていない

zone doesn't fully capture the area around end cap

ゾーンがカメラ画像の端部に近すぎ、ディスプレイが正しく取り込まれていない

zone is too close to the edge of the camera image and doesn't capture the right display

ゾーンの一部が棚で遮られているため、人とフロアが完全には見えない

zone is partially blocked, so people aren't fully visible

ラインの描画に関するガイドライン

適切に形成されたラインの例

ラインは、入口全体が十分に収まる長さにする必要があります。 空間分析では、足がラインを越えている人を特定するため、二次元の画像にラインを描画するときは、床に横たわっているように描画していると想像してください。

可能であれば、ラインを延長して実際の入口の幅よりも長くします。 これを行うことで余分な交差 (次の画像のように、ラインが壁に接している状態) が生じない場合は、ラインを延長してください。

Well-shaped line

適切に形成されていないラインの例

次の例は、適切に定義されていないラインを示しています。

ラインがフロアの入口通路全体をカバーしていない

Line doesn't cover the entire entry way on the floor

ラインが高すぎてドア全体をカバーしていない

Line is too high and doesn't cover the entirety of the door

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