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Azure Container Apps でアラートを設定する

Azure Monitor アラートでは、ユーザーが重大な問題に迅速に対応できるようユーザーに通知します。 定義できるアラートには、次の 2 種類があります。

アラート ルールは、メトリック エクスプローラーのメトリック グラフと Log Analytics のクエリから作成できます。 アラートは、[監視]>[アラート] ページから定義および管理することもできます。 アラートについて詳しくは、「Microsoft Azure のアラートの概要」をご覧ください。

コンテナー アプリのページの [監視] セクションの [アラート] ページには、アプリのすべてのアラートが表示されます。 アラートの種類、リソース、時間、重大度で一覧をフィルター処理できます。 このページから、アラート ルールを変更したり新しく作成したりすることもできます。

メトリックの警告ルールを作成する

メトリックス エクスプローラーでメトリック グラフに基づくアラート ルールを作成すると、メトリック データがアラート ルールの条件と一致するとアラートがトリガーされます。 メトリック グラフの作成について詳しくは、「メトリックス エクスプローラーの使用」をご覧ください

メトリック グラフを作成したら、新しいアラート ルールを作成できます。

  1. [新しいアラート ルール] を選択します。 [アラート ルールの作成] ページの [条件] タブが開きます。ここでは、メトリック グラフの設定で指定されている "条件" を確認できます。
  2. 条件を選びます。 Screenshot of the metric explorer alert rule editor. A condition is automatically created based on the chart settings.
  3. [アラート ロジック] セクションを変更して、アラートの条件を設定します。 メトリックの値がしきい値より大きく、しきい値より小さく、またはしきい値と等しくなったらトリガーするように、アラートを設定できます。 メトリックの値が値の範囲外になったらトリガーするように、アラートを設定することもできます。
    Screenshot of the configure alert signal logic in Azure Container Apps.
  4. 完了を選択します。
  5. アラート ルールにさらに条件を追加するには、[アラート ルールの作成] ページで [条件の追加] を選びます。
  6. 詳細タブを選択します。
  7. アラート ルールの名前と説明を入力します。
  8. [Review + create](レビュー + 作成) を選択します。
  9. [作成] を選択します。 Screen shot of the alert details configuration page.

アラート ルールに条件を追加する

アラート ルールにさらに条件を追加するには:

  1. コンテナー アプリ ページの左側のメニューから [アラート] を選びます。
  2. 上部のメニューから [アラート ルール] を選びます。
  3. テーブルからアラートを選びます。
  4. [条件] セクションで、[条件の追加] を選びます。
  5. [Select a signal] (シグナルの選択) ペインに一覧表示されているメトリックから選びます。 Screenshot of the metric explorer alert rule editor showing the Select a signal pane.
  6. アラート条件の設定を構成します。 アラートの構成の詳細については、メトリック アラートの管理に関するページを参照してください。

特定のリビジョンまたはレプリカに対する個々のアラートを受信するには、アラートの分割を有効にし、[ディメンション名] の一覧から [リビジョン] または [レプリカ] を選択します。

アラートを分割するディメンションを選択する例。

Screenshot of the metrics explorer alert rule editor. This example shows the Split by dimensions options in the Configure signal logic pane.

アラートの構成の詳細については、「Azure リソースのメトリック アラートを作成する」を参照してください

ログの警告ルールを作成する

Log Analytics のクエリからログ アラートを作成できます。 クエリからアラート ルールを作成するとき、クエリは一定の間隔で実行され、ログ データがアラート ルールの条件と一致すると、アラートがトリガーされます。 ログ アラート ルールの作成の詳細については、ログ アラートの管理に関するページを参照してください。

アラート ルールを作成するには:

  1. 最初に、クエリを作成して実行し、クエリを検証します。
  2. [新しいアラート ルール] を選択します。
    Screenshot of the Log Analytics interface highlighting the new alert rule button.
  3. [アラート ルールの作成] エディターの [条件] タブが開き、ログ クエリが表示されます。
    Screenshot of the Log Analytics alert rule editor.
  4. [測定] セクションの設定を構成します Screen shot of metrics Create an alert rule measurement section.
  5. 必要に応じて、アラート ルールでアラート分割を有効にして、エディターの [Split by dimensions](ディメンションで分割) セクションで選択したディメンションごとに個別のアラートを送信できます。 Screenshot of the Create an alert rule Split by dimensions section
  6. [アラート ロジック] セクションでしきい値の条件を入力します。 Screenshot of the Create an alert rule Alert logic section.
  7. 詳細タブを選択します。
  8. アラート ルールの名前と説明を入力します。 Screen shot of the alert details configuration page.
  9. [Review + create](レビュー + 作成) を選択します。
  10. [作成] を選択します。