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[列]

列は、スカラー データ型を持つ名前付きエンティティです。 列は、それらを参照する特定の演算子のコンテキストにある表形式データ ストリームに対して相対的にクエリで参照されます。Kusto のすべての テーブル とすべての表形式データ ストリームは、列と行の四角形のグリッドです。 テーブルまたは表形式データ ストリームの列は並び替えられます。そのため列には、テーブルの列のコレクション内における特定の位置も含まれています。

注意

  • テーブルあたりの列の上限は 10,000 です。
  • 列名では大文字と小文字が区別されます。 詳細については、「識別子の 名前付け規則」を参照してください。
  • 列は 属性 と呼ばれる場合があり、行は レコードと呼ばれることもあります。

クエリ内の列を参照する

クエリ内では、通常、列は名前によってのみ参照されます。 式にのみ表示でき、式が表示されるクエリ演算子によってテーブルまたは表形式のデータ ストリームが決まります。 列の名前をさらに範囲指定する必要はありません。

たとえば、次のクエリでは、 datatable 演算子 を使用して定義され、 c1 つの列 を持つ名前のない表形式のデータ ストリームがあります。 表形式データ ストリームは、その列の値に対する述語によってフィルター処理され、同じ列の行数が少ない新しい名前のない表形式データ ストリームが生成されます。 as 演算子は表形式のデータ ストリームに名前を付け、その値はクエリの結果として返されます。 列 c がコンテナーを参照せずに名前によって参照される方法に注目してください。

datatable (c:int) [int(-1), 0, 1, 2, 3]
| where c*c >= 2
| as Result