既定のポリシーとポリシーファミリ

Note

ポリシーを使用するには、Premium プランが必要です。

この記事では、ワークスペースで使用できる既定のコンピューティングポリシーについて説明し、それらを使ってカスタムポリシーを作成する方法について説明します。

ワークスペースでは、4 つの異なるユースケースに合わせて 4 つの既定のポリシーが設計されています。ポリシーは次のとおりです。

各ポリシーには、特定のユースケースのベストプラクティスを適用するルールが含まれています。ワークスペース管理者は、これらのポリシーをオーバーライドしたり、ルールを追加したりできます。

さらに、ポリシーファミリを活用することで、これらの既定のポリシーを使って新しいカスタムポリシーを作成できます。「ポリシーファミリを使ってカスタムポリシーを作成する」を参照してください。

既定のポリシーにアクセスできるユーザー

既定では、ワークスペース管理者は 4 つのポリシーすべてにアクセスできます。管理者以外は個人用コンピューティングポリシーにのみアクセスできますが、任意の既定のポリシーへのアクセス権を付与できます。

既定のポリシーのアクセス許可を編集するには:

個人用コンピューティングポリシーは、既定でワークスペース内のすべてのユーザーが使用できます (アカウントレベルで無効になっている場合を除く)。

個人用コンピューティングポリシーを使うと、ユーザーは最小限の構成オプションで単一ノードのコンピューティングリソースを簡単に作成できます。「個人用コンピューティングポリシーを管理する」を参照してください。

共有コンピューティングポリシーを使うと、ユーザーは複数のユーザーが共有することを目的とした、大規模なマルチノードリソースを作成できます。

このポリシーの主な詳細は次のとおりです。

パワーユーザーコンピューティングポリシーにより、ユーザーは大規模なマルチノードリソースを作成できます。このポリシーは、個人用コンピューティングで許可されるよりも多くのコンピューティングリソースを必要とする単一ユーザーワークロードを対象としています。

このポリシーの主な詳細は次のとおりです。

汎用コンピューティングのみ (ジョブなし)
共有アクセスモードを使って、複数のユーザーがこのリソースを使用できるようにします
既定値は最新の Databricks Runtime ML バージョンになります (最新の Databricks Runtime LTS バージョンではありません)
既定では、ワークスペース管理者のみが使用できます

ジョブコンピューティングポリシーを使うと、ユーザーはジョブ用の汎用の既定のコンピューティングを作成できます。

このポリシーの主な詳細は次のとおりです。

ポリシーファミリは、カスタムポリシーの作成に使用できる、Databricks が提供するテンプレートです。新しいポリシーを作成するときに、それをポリシーファミリで作成することを選択できます。既定のポリシーのいずれかを選んで、新しいポリシーのファミリにすることができます。

Note

ポリシーファミリを作成、編集、削除することはできません。

ポリシーファミリを使ってポリシーを作成するには、以下の手順を実行します。