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bround 関数

適用対象: 「はい」のチェック マーク Databricks SQL 「はい」のチェック マーク Databricks Runtime

HALF_EVEN 丸めモードを使用して丸められた expr を返します。

構文

bround(expr [,targetScale] )

引数

  • expr: 数値式。

  • targetScale: INTEGER 定数式。 targetScale を省略した場合、既定値は 0 (整数) です。

    Databricks SQL および Databricks Runtime 12.2 LTS 以降の場合: targetscale が負である場合、負の丸めが 10 の正の指数に対して実行されます。

返品

expr が DECIMAL の場合、結果は、expr の小数部桁数と max(targetScale, 0) のうち、小さい方の小数部桁数を使用した DECIMAL になります。 その他のすべての数値型の場合、結果の型は expr と一致します。

HALF_EVEN 丸め (ガウスまたは銀行型丸めとも呼ばれます) では、桁 5 は偶数になる方に丸められます。

HALF_UP 丸めには、round 関数を使用します。

警告

Databricks Runtime 12.2 LTS 以前、および Databricks Runtime では、spark.sql.ansi.enabledfalse の場合、オーバーフローがエラーの原因となることはありませんが、代わりに結果が "ラップ" されます。

> SELECT bround(2.5, 0), round(2.5, 0);
 2    3

> SELECT bround(3.5, 0), round(3.5, 0);
 4    4

> SELECT bround(2.6, 0), round(2.6, 0);
 3    3

> SELECT bround(2.25, 1), round(2.25, 1);;
 2.2  2.3

> SELECT bround(13.5, -1), round(13.5, -1);
 10   10