WinDbg を使用したデバッグ
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Azure Artifacts には、シンボルを発行するための専用のシンボル サーバーが用意されています。 このサーバーを使用すると、適切なシンボル ファイルを自動的にフェッチできるデバッガーを接続できるため、アプリケーションを効率的にデバッグできます。 WinDbg などのツールを使用すると、実行可能ファイルの読み込み、実行中のプロセスへのデバッガーのアタッチ、シンボルの使用、ブレークポイントの設定、コードの体系的な分析を行うことができます。
WinDbg にシンボル サーバーを追加する
Azure Artifacts シンボル サーバーを使用するには、組織をシンボル検索パスに追加する必要がありますが、これを行うには、まず個人用アクセス トークンを作成する必要があります。
シンボル (読み取り) スコープを持つ個人用アクセス トークンを作成し、クリップボードにコピーします。
WinDbg を開くか 、まだインストールしていない場合はインストール します。
[ファイル] を選択し、[OpenExecutable] を選択して、デバッグする実行可能ファイルを読み込みます。
次のコマンドを実行して、シンボルパスを設定します。 プレースホルダーを特定の組織名に置き換えます。
.sympath+ https://artifacts.dev.azure.com/<ORGANIZATION_NAME>/_apis/symbol/symsrv
bp コマンドを実行してブレークポイントを 設定します。 これにより、シンボル要求がトリガーされます。
認証プロンプトで、前に生成した 個人用アクセス トークン を挿入します。 ユーザー名フィールドは空のままにすることができます。 WinDbg は、実行可能ファイルのシンボルの取得に進みます。
シンボルが読み込まれているかどうかを確認するには、lm コマンドを実行して、読み込まれたすべてのモジュールを一覧表示します。
デバッグを開始する
WinDbg は、デバッグのスコープと汎用性を強化し、ユーザー モードとカーネル モードの両方のコンポーネントの効果的なトラブルシューティングを可能にします。
- Windows デバッグの概要
- WinDbg の概要 (ユーザー モード)
- WinDbg の概要 (カーネル モード)
- WinDbg グラフィカル インターフェイスの使用 (クラシック)
- デバッガー コマンドを使用する