配置グループ ジョブ

Azure DevOps Services | Azure DevOps Server 2022 - Azure DevOps Server 2019

クラシック パイプラインで配置グループを使うと、デプロイのターゲット サーバーのグループを簡単に定義できるようになります。 配置グループ ジョブで定義したタスクは、ユーザーが指定したタスクとジョブ自体に関する引数に応じて、一部または全部のターゲット サーバーで実行されます。

配置グループ内の各サーバーに対して定義したマシン タグを指定することで、配置グループから特定のサーバーのセットを選んでデプロイを受け取ることができます。 また、パイプラインで同時にデプロイするターゲット サーバーの割合を指定することもできます。 これにより、デプロイの実行中でも、これらのサーバーで実行されているアプリは要求を処理できます。

YAML パイプラインを使っている場合は、代わりに環境仮想マシンを使う必要があります。

注意

配置グループ ジョブは YAML ではサポートされていません。 YAML パイプラインでは、環境内の仮想マシン リソースを使って VM へのローリング デプロイを実行できます。

ローリング デプロイは、デプロイ ジョブstrategy: ノードで rolling: キーワードを指定することによって構成できます。

strategy:
  rolling:
    maxParallel: [ number or percentage as x% ]
    preDeploy:        
      steps:
      - script: [ script | bash | pwsh | powershell | checkout | task | templateReference ]
    deploy:          
      steps:
      ...
    routeTraffic:         
      steps:
      ...        
    postRouteTraffic:          
      steps:
      ...
    on:
      failure:         
        steps:
        ...
      success:          
        steps:
        ...

YAML ビルドは使用できません。

Timeouts

このジョブ内でジョブに対する分単位のタイムアウトを指定するには、ジョブ タイムアウトを使います。 このオプションの値 0 は、タイムアウトが実質的に無限であることを意味するため、既定では、ジョブは完了または失敗するまで実行されます。 各タスクのタイムアウトを個別に設定することもできます。「タスク制御オプション」をご覧ください。 Microsoft ホステッド エージェントを対象とするジョブには、実行できる時間の長さに関する追加の制限があります。