Git Credential Manager を使って Azure Repos の認証を受ける

Azure DevOps Services | Azure DevOps Server 2022 - Azure DevOps Server 2019

Visual Studio 2019 | Visual Studio 2022

Git Credential Manager は、Azure Repos Git リポジトリでの認証を簡略化します。 資格情報マネージャーでは、Azure DevOps Services Web ポータルで使用するのと同じ資格情報を使用できます。 資格情報マネージャーは、Microsoft アカウントまたは Microsoft Entra ID を使用した多要素認証をサポートします。 資格情報マネージャーは、Azure Repos で多要素認証をサポートするだけでなく、GitHub リポジトリでの 2 要素認証もサポートします。

Azure Repos では、次のクライアントを介した Microsoft アカウントと Microsoft Entra 認証に対する IDE サポートが提供されます:

環境で統合が使用できない場合は、個人用アクセス トークンまたは SSH を使用して IDE を構成し、リポジトリに接続します。

Git Credential Manager をインストールする

Windows

Git Credential Manager を含む最新の Git for Windows インストーラーをダウンロードして実行します。 Git Credential Manager のインストール オプションが有効になっていることを確認してください。

Git for Windows のインストール中に [Enable Git Credential Manager](Git Credential Manager を有効にする) を選択する

macOS、Linux

SSH キーを使用して、Azure Repos の認証を受けるか、Git Credential Manager を使用することができます。

インストール手順は、GCM の GitHub リポジトリにあります。 Mac では、Homebrew を使用することをお勧めします。 Linux では、.deb または tarball からインストールできます。

Git Credential Manager の使用

Git クライアントから Git リポジトリへの初回接続時に、資格情報マネージャーによって資格情報の入力が求められます。 Microsoft アカウントまたは Microsoft Entra の資格情報を指定します。 アカウントで多要素認証が有効になっている場合は、資格情報マネージャーにより、このプロセスも実行するように求められます。

Git プル中に Git Credential Manager によって入力を求められる様子

一度認証されると、今後のリポジトリへの接続のために、資格情報マネージャーにより個人用アクセス トークンが作成されキャッシュされます。 このアカウントに接続する Git コマンドでは、トークンの有効期限が切れるまでユーザーの資格情報の入力が求められることはありません。 トークンは、Azure Repos から取り消すことができます。

ヘルプの表示

Git Credential Manager に関する問題は、プロジェクト GitHub で開いたり、報告したりすることができます。