Event Grid 名前空間のマネージド ID の有効化

この記事では、Event Grid 名前空間に、システム割り当てまたはユーザー割り当ての ID を割り当てる方法について説明します。 通常、マネージド ID については、「Azure リソースのマネージド ID とは」を参照してください。

Note

• 名前空間には、1 つのシステム割り当て ID と最大 2 つのユーザー割り当て ID を割り当てることができます。

既存の名前空間のマネージド ID を有効にする

このセクションでは、既存のシステム トピックに対してマネージド ID を有効にする方法について説明します。

1. Azure portal に移動します。
2. 上部の検索バーで「event grid namespace (Event Grid 名前空間)」を検索します。
3. マネージド ID を有効にする Event Grid 名前空間を選択します。
4. 左側のメニューの [設定] で [ID] を選択します。

システム割り当て ID を有効にする

1. スイッチをオンにして、ID を有効にします。

2. ツール バーの [保存] を選択して設定を保存します。

   

3. 確認メッセージで、はいを選択します。

4. システム割り当てのマネージド ID のオブジェクト ID が表示されていること、およびロールを割り当てるリンクが表示されていることを確認します。

   

ユーザー割り当て ID を有効にする

1. まず、「ユーザー割り当てマネージド ID の管理」の記事の手順に従って、ユーザー割り当て ID を作成します。

2. [ID] ページで、右ペインの [ユーザー割り当て済み] タブに切り替え、ツール バーの [+ 追加] を選択します。

   

3. [ユーザー マネージド ID の追加] ウィンドウで、次の手順を実行します。

   1. ユーザー割り当て ID を持つ Azure サブスクリプションを選択します。
   2. ユーザー割り当て ID を選択します。
   3. [追加] を選択します。

4. [ユーザー割り当て済み] タブの一覧を更新し、追加されたユーザー割り当て ID を確認します。

Event Grid 名前空間の作成時にマネージド ID を有効にする

1. Azure portal の検索バーで、Event Grid 名前空間を検索して選択します。
2. [Event Grid 名前空間] ページで、ツール バーの [作成] を選択します。
3. 作成ウィザードの [基本] ページで、次の手順を実行します。

   1. 要件に応じて、サブスクリプション、リソース グループ、場所の値を選択します。

   2. 名前空間の 名前 を指定します。

   3. セキュリティ タブでマネージド ID を有効にすることができます。

      1. システム割り当て ID を有効にするには、 [Enable system assigned identity]\(システム割り当て ID を有効にする\) を選択します。
      2. ユーザー割り当て ID を有効にするには:
         1. [ユーザー割り当て ID] を選択し、 [Add user ID]\(ユーザー ID の追加\) を選択します。
         2. [ユーザー マネージド ID の追加] ウィンドウで、次の手順を実行します。
            1. ユーザー割り当て ID を持つ Azure サブスクリプションを選択します。
            2. ユーザー割り当て ID を選択します。
            3. [追加] を選択します。

      

次のステップ

「Event Grid を使用して MQTT メッセージに発行およびサブスクライブする」を参照してください