Office アプリ: クライアント Azure Rights Management サービスを使用するための構成

この情報を使用して、Office アプリが Azure Information Protection の Azure Rights Management サービスと連携するために何を行う必要があるかを判断します。

Microsoft 365 アプリ、Office 2021、Office 2019、Office 2016、および Office 2013

これらの最近のバージョンの Office では、Azure Rights Management サービスの組み込みサポートが提供されるため、クライアント コンピューターを構成しなくても、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Outlook on the web などのアプリケーションで Information Rights Management (IRM) 機能がサポートされます。

Windows 上のこれらのアプリに対してユーザーが行う必要がある作業は、各自の Microsoft 365 資格情報を使って Office アプリケーションにサインインすることだけです。 その後、ファイルおよびメールを保護し、他の人が保護しているファイルやメールを使用することができます。

Office for Mac 用のユーザーの手順

Office for Mac を使用するユーザーは、コンテンツを保護する前に、まず資格情報を確認する必要があります。 次に例を示します。

  1. Microsoft 365 の職場または学校アカウントを使って、Outlook を開き、プロファイルを作成します。

  2. 新規のメッセージを作成して、[オプション] タブで、[アクセス許可] を選択し、[資格情報の確認] を選択します。 プロンプトが表示されたら、Microsoft 365 の職場または学校アカウントの詳細情報をもう一度指定し、[サインイン] を選択します。

    この操作によって Azure Rights Management テンプレートがダウンロードされ、資格情報の確認が、無制限転送不可、およびユーザーのテナント用に公開されたすべての Azure Rights Management テンプレートを含むオプションで置換されます。

  3. この新しいメッセージは、ここで取り消すことができます。

  4. メール メッセージやドキュメントを保護するには、[オプション] タブで、[アクセス許可] を選択して、メールやドキュメントを保護するオプションまたはテンプレートを選択します。

詳細については、「Azure Information Protection クライアント: クライアントのインストールと構成」を参照してください。