スカラー データ型

式の値や関数パラメーターなどのすべてのデータ値には、 データ型があります。 データ型は、以下に示す組み込みの定義済み型の 1 つである スカラー データ型か、テーブル内の行のデータ型と同様に、名前とスカラーデータ型のペアの順序付きシーケンスである ユーザー定義レコードです。

Note

ユーザー定義のデータ型は Kusto ではサポートされていません。

サポートされるデータ型

次のデータ型がサポートされています。

説明
bool (boolean) true (1) または false (0)。
datetime (date) 一時的な時間。通常は日付と時刻として表されます。
decimal 128 ビット幅の 10 進数。
dynamic 配列、プロパティ バッグ、または他のスカラー データ型の値。
guid (uuid, uniqueid) 128 ビットのグローバルに一意の値。
int 符号付きの 32 ビット幅の整数。
long 符号付きの 64 ビット幅の整数。
real (double) 64 ビット幅の倍精度浮動小数点数。
string 0 個以上の Unicode 文字のシーケンス。
timespan (time) 時間間隔。

ヒント

値のデータ型をチェックするには、gettype() 関数を使用します。

Null 値

文字列以外のデータ型はすべて null にすることができます。 値が null の場合は、データが存在しないか不一致であることを示します。 たとえば、整数列に文字列 abc を入力しようとすると、null 値になります。 式が null の場合にチェックするには、isnull() 関数を使用します。

詳細については、「 Null 値」を参照してください。