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Windows でリモート デスクトップ プロトコル (RDP) を使用して VM に接続する

この記事では、リモート デスクトップ プロトコル (RDP) を使って Windows から Azure Lab Services のラボ VM に接続する方法について説明します。

RDP を使用して Windows から VM に接続する

RDP を使用して、Azure Lab Services のラボ VM に接続できます。 ラボ VM が Linux VM の場合、ラボ作成者はラボに対し RDP を有効にし、Linux グラフィカル デスクトップの GUI パッケージをインストールする必要があります。 Windows ベースのラボ VM の場合、追加の構成は必要ありません。

通常、リモート デスクトップ クライアント ソフトウェアは既に Windows にインストールされています。 ラボ VM に接続するには、RDP 接続ファイルを開いてリモート セッションを開始します。

Azure Lab Services でラボ VM に接続するには、次の手順を行います。

  1. Azure Lab Services Web サイト (https://labs.azure.com) に移動し、資格情報を使ってサインインします。

  2. VM のタイルで、[接続] アイコンを 選択します。

    ラボ VM に接続するには、仮想マシンが実行されている必要があります。 VM を起動する方法について説明します。

    VM タイルの [接続] ボタンが強調表示されている Azure Lab Services の [My 仮想マシン] ページのスクリーンショット。

  3. Linux VM に接続するには、[RDP 経由で接続] オプションを 選択します。

    学生用の VM タイルを示すスクリーンショット。[接続] ボタンが強調表示され、SSH 接続オプションと RDP 接続オプションが表示されています。

  4. RDP 接続ファイルのダウンロードが完了したら、RDP ファイルを開いて RDP クライアントを起動します。

  5. 必要に応じて、RDP 接続の設定を調整し、[接続] を選択してリモート セッションを開始します。

RDP クライアント設定を最適化する

RDP クライアント ソフトウェアには、接続エクスペリエンスを最適化するためのさまざまな設定があります。 既定の設定では、ネットワーク接続に基づいてエクスペリエンスが最適化されます。 通常、既定の設定を変更する必要はありません。

詳細については、「RDP クライアントのエクスペリエンス設定」を確認してください。

グラフィカル デスクトップと RDP クライアントで Linux ラボ VM を使用している場合は、次の設定がパフォーマンスの最適化に役立つ可能性があります。

  • [表示] タブで、色の深度を [High Color (15 ビット)] に設定します。

    Windows RDP クライアントの [表示] タブのスクリーンショット。色深度の設定が強調表示されています。

  • [エクスペリエンス] タブで、接続速度を [モデム (56 kbps)] に設定します。

    Windows RDP クライアントの [エクスペリエンス] タブのスクリーンショット。接続速度の設定が強調表示されています。