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Azure Arc 対応サーバーでの Azure Monitor エージェントのインストールとアップグレード

Azure Monitor エージェントは、Azure 仮想マシン (VM) 拡張機能として実装されます。 「Azure Monitor エージェントの概要」で説明されている方法のいずれかを使って、Azure Monitor エージェントをインストールできます。

この記事では、PowerShell または Azure CLI を使って Azure Arc 対応サーバーに Azure Monitor エージェントをインストールする方法について説明しています。 詳細については、「Azure Monitor エージェントを管理する」を参照してください。

PowerShell の使用

仮想マシン拡張機能を追加するための New-AzConnectedMachineExtension PowerShell コマンドレットを使用して、Azure 仮想マシンと Azure Arc 対応サーバーに Azure Monitor エージェントをインストールできます。

Azure Arc 対応サーバーでのインストール

Azure Arc 対応サーバーに Azure Monitor エージェントをインストールするには、次の PowerShell コマンドを使用します。

New-AzConnectedMachineExtension -Name AMAWindows -ExtensionType AzureMonitorWindowsAgent -Publisher Microsoft.Azure.Monitor -ResourceGroupName <resource-group-name> -MachineName <arc-server-name> -Location <arc-server-location>

Azure Arc 対応サーバーでのアンインストール

Azure Arc 対応サーバーから Azure Monitor エージェントをアンインストールするには、次の PowerShell コマンドを使用します。

Remove-AzConnectedMachineExtension -MachineName <arc-server-name> -ResourceGroupName <resource-group-name> -Name AMAWindows

Azure Arc 対応サーバーでのアップグレード

エージェントの 1 回限りのアップグレード を実行するには、次の PowerShell コマンドを使用します。

$target = @{"Microsoft.Azure.Monitor.AzureMonitorWindowsAgent" = @{"targetVersion"=<target-version-number>}}
Update-AzConnectedExtension -ResourceGroupName $env.ResourceGroupName -MachineName <arc-server-name> -ExtensionTarget $target

Azure CLI の使用

仮想マシン拡張機能を追加するための Azure CLI コマンドを使用して、Azure 仮想マシンと Azure Arc 対応サーバーに Azure Monitor エージェントをインストールできます。

Azure Arc 対応サーバーでのインストール

Azure Arc 対応サーバーに Azure Monitor エージェントをインストールするには、次の Azure CLI コマンドを使用します。

az connectedmachine extension create --name AzureMonitorWindowsAgent --publisher Microsoft.Azure.Monitor --type AzureMonitorWindowsAgent --machine-name <arc-server-name> --resource-group <resource-group-name> --location <arc-server-location>

Azure Arc 対応サーバーでのアンインストール

Azure Arc 対応サーバーから Azure Monitor エージェントをアンインストールするには、次の Azure CLI コマンドを使用します。

az connectedmachine extension delete --name AzureMonitorWindowsAgent --machine-name <arc-server-name> --resource-group <resource-group-name>

Azure Arc 対応サーバーでのアップグレード

エージェントの 1 回限りのアップグレードを実行するには、次の CLI コマンドを使用します。

az connectedmachine upgrade-extension --extension-targets "{\"Microsoft.Azure.Monitor.AzureMonitorWindowsAgent\":{\"targetVersion\":\"<target-version-number>\"}}" --machine-name <arc-server-name> --resource-group <resource-group-name>

Network Watcher エージェントを有効にする

マシンは Azure Arc 対応になった後、Azure リソースとして認識されます。 Azure Monitor エージェント拡張機能を有効にした後、 Network Watcher 拡張機能をインストールします。 この手順は、Azure VM に Network Watcher 拡張機能をインストールする場合と似ています。

接続モニターにより Azure Monitor エージェント拡張機能を備えた Azure Arc 対応のオンプレミス マシンが監視ソースとして認識されるようにするには、Network Watcher エージェント仮想マシン拡張機能をマシンにインストールします。 この拡張機能は、"Network Watcher 拡張機能" とも呼ばれます。 Azure Monitor エージェント拡張機能がインストールされている Azure Arc 対応サーバーに Network Watcher 拡張機能をインストールするには、「 接続モニターを使用してネットワーク接続を監視する」を参照してください。

次のコマンドを使用して、Azure Monitor エージェント拡張機能を備えた Azure Arc 対応マシンに Network Watcher 拡張機能をインストールすることもできます。

New-AzConnectedMachineExtension -Name AzureNetworkWatcherExtension -ExtensionType NetworkWatcherAgentWindows -Publisher Microsoft.Azure.NetworkWatcher -ResourceGroupName $rg -MachineName $vm -Location $location

次のステップ