Azure Red Hat OpenShift クラスターをアップグレードする

Azure Red Hat OpenShift クラスター ライフサイクルの一環として、OpenShift プラットフォームの最新バージョンへの定期的なアップグレードを実行する必要があります。 Azure Red Hat OpenShift クラスターをアップグレードすると、最新の機能にアップグレードし、最新のセキュリティ リリースを適用できます。

この記事では、OpenShift Web コンソールまたは managed-upgrade-operator (MUO) を使用して OpenShift クラスター内のすべてのコンポーネントをアップグレードする方法について説明します。

開始する前に

  • この記事では、Azure CLI バージョン 2.6.0 以降を実行している必要があります。 現在のバージョンを調べるには、az --version を実行します。 Azure CLI/it をインストールまたはアップグレードする必要がある場合は、「Azure CLI のインストール」を参照してください。

  • この記事では、既存の Azure Red Hat OpenShift クラスターに、admin 特権を持つユーザーとしてアクセスできることを前提としています。

  • この記事では、既存の Azure Red Hat OpenShift 4.x クラスターの Azure Red Hat OpenShift プル シークレットを更新していることを前提としています。 プル シークレットからの cloud.openshift.com エントリを含めると、クラスターで Red Hat への利用統計情報の送信が可能になります。

    詳細については、「Azure Red Hat OpenShift 4 クラスターで Red Hat プル シークレットを追加または更新する」を参照してください。

Azure Red Hat OpenShift クラスターのアップグレードを確認する

  1. Kuberadmin として署名する場合の既定値である OpenShift Web コンソールの左上で、[管理] タブを選択します。

  2. [クラスター 設定] を選択し、[詳細] タブを開きます。バージョン、更新の状態、チャネルが表示されます。 チャネルは既定では構成されていません。

  3. チャネル リンクを選択し、プロンプトで目的の更新チャネル (stable-4.10 など) を入力します。 目的のチャネルが選択されると、利用可能なリリースとチャネルを示すグラフが表示されます。 お使いのクラスターの [更新の状態][更新が利用可能] が示されている場合は、そのクラスターを更新できます。

OpenShift Web コンソールを使用して Azure Red Hat OpenShift クラスターをアップグレードする

前の手順の OpenShift Web コンソールから、[チャネル] を、更新先のバージョンの正しいチャネル (stable-4.10 など) に設定します。

更新先のバージョンを選択し、 [更新] を選択します。 更新の状態が Update to <product-version> in progress に変わります。 オペレーターとノードの進行状況バーを見ることで、クラスター更新の進行状況を確認できます。

managed-upgrade-operator を使用した個々のアップグレードのスケジュール設定

managed-upgrade-operator (MUO) を使用して、Azure Red Hat OpenShift クラスターをアップグレードします。

managed-upgrade-operator は、自動クラスターアップグレードを管理します。 managed-upgrade-operator はクラスターのアップグレードを開始しますが、クラスター アップグレード プロセス自体のアクティビティは実行しません。 OpenShift Container Platform (OCP) は、クラスターのアップグレードを担当します。 managed-upgrade-operator の目標は、クラスターアップグレードの開始前と開始後の両方で、マネージド クラスターが保持する必要がある動作条件を満たすことです。

  1. OpenShift 4.10 にアップグレードするために、次の例に示すように、構成ファイルを準備します。
apiVersion: upgrade.managed.openshift.io/v1alpha1
kind: UpgradeConfig
metadata:
  name: managed-upgrade-config
  namespace: openshift-managed-upgrade-operator
spec:
  type: "ARO"
  upgradeAt: "2022-02-08T03:20:00Z"
  PDBForceDrainTimeout: 60
  desired:
    channel: "stable-4.10"
    version: "4.10.10"

各値の説明:

  • channel は、ライフサイクル ポリシーに従って構成ファイルがプルするチャネルです。 使用するチャネルは、stable-4.10 でなければなりません。
  • version は、4.10.10 のようにアップグレードするバージョンです。
  • upgradeAT は、アップグレードが行われる時刻です。
  1. 構成ファイルを適用します:
$ oc create -f <file_name>.yaml

次のステップ