クイックスタート: Azure Operator 5G Core Preview をデプロイする
Azure Operator 5G Core プレビューは、Azure Operator 5G Core Resource Provider (RP) を使ってデプロイされます。これは、各 Mobile Packet Core リソースの空のパラメーター ファイルと共にバンドルされている Bicep スクリプトを使います。
Note
clusterservices リソースは、任意の順序で後にすることができる他のサービスよりも前に作成する必要があります。 ただし、監視サービスが必要な場合は、observabilityservices リソースを clusterservices リソースの後にする必要があります。
- Microsoft.MobilePacketCore/clusterServices - クラスターごとの PaaS サービス
- Microsoft.MobilePacketCore/observabilityServices - クラスターごとの監視 PaaS サービス (elastic/elastalert/kargo/kafka/etc)
- Microsoft.MobilePacketCore/amfDeployments - AMF/MME ネットワーク機能
- Microsoft.MobilePacketCore/smfDeployments - SMF ネットワーク機能
- Microsoft.MobilePacketCore/nrfDeployments - NRF ネットワーク機能
- Microsoft.MobilePacketCore/nssfDeployments - NSSF ネットワーク機能
- Microsoft.MobilePacketCore/upfDeployments - UPF ネットワーク機能
前提条件
Azure Operator 5G Core を正常にデプロイするには、先に次のことを行う必要があります。
- HybridNetwork および MobilePacketCore 名前空間のリソース プロバイダーを登録して確認します。
- サブスクリプション レベルで "Mobile Packet Core" サービス プリンシパルの共同作成者アクセス権を付与します (これは、手順が RP 登録の一部として埋め込まれるまでの一時的な要件であることに注意してください)。
- ネットワーク、サブネット、IP プランがリソース パラメーター ファイルに対して準備ができていることを確認します。
「Nexus Azure Kubernetes Service に Azure Operator 5G Core プレビューを展開するための前提条件を満たす」に記載されている手順を完了します
クラスターの作成後
前提条件の手順を完了してクラスターを作成した後、Azure Operator 5G Core のデプロイに使用するリソースを有効にする必要があります。 Azure Operator 5G Core リソース プロバイダーは、Azure ARC を介した見通し内通信を通じてリモート クラスターを管理します。 Azure Operator 5G Core ワークロードは、Network Function Manager (NFM) によって提供される Helm オペレーター サービスを通じてデプロイされます。 これらのサービスを有効にするには、クラスターを ARC 対応にし、NFM Kubernetes 拡張機能をインストールし、Azure カスタムの場所を作成する必要があります。 次の Azure CLI コマンドでは、これらのサービスを有効にする方法について説明します。 az login コマンドを使用してサインインすると表示されるコマンド プロンプトからコマンドを実行します。
クラスターを ARC 対応にする
ARC は、Azure Operator 5G Core リソース プロバイダーから Kubernetes への通信を有効にするために使用されます。 connectedK8s コマンドを実行するには、クラスターの kubeconfig ファイルまたは Kubernetes API サーバーにアクセスできる必要があります。 詳しくは、「Azure ロールベースのアクセス制御を使用して、Azure Kubernetes Service (AKS) 内の Kubernetes 構成ファイルへのアクセス権を定義する」を参照してください。
Azure Kubernetes Services のクラスターを ARC 対応にする
次の Azure CLI コマンドを使用します。
$ az connectedk8s connect --name <ARC NAME> --resource-group <RESOURCE GROUP> --custom-locations-oid <LOCATION> --kube-config <KUBECONFIG FILE>
Nexus Azure Kubernetes Services のクラスターを ARC 対応にする
次のコマンドを使用して、Nexus AKS 接続クラスター ID を取得します。 カスタムの場所を作成するには、このクラスター ID が必要です。
$ az connectedk8s show -n <NAKS-CLUSTER-NAME> -g <NAKS-RESOURCE-GRUP> --query id -o tsv
Network Function Manager Kubernetes 拡張機能をインストールする
次の Azure CLI コマンドを実行して、Network Function Manager (NFM) Kubernetes 拡張機能をインストールします。
$ az k8s-extension create
--name networkfunction-operator \
--cluster-name <YourArcClusterName> \
--resource-group <YourResourceGroupName> \
--cluster-type connectedClusters \
--extension-type Microsoft.Azure.HybridNetwork \
--auto-upgrade-minor-version true \
--scope cluster \
--release-namespace azurehybridnetwork \
--release-train preview \
--config Microsoft.CustomLocation.ServiceAccount=azurehybridnetwork-networkfunction-operator
YourArcClusterName を Azure/Nexus Arc 対応 Kubernetes クラスターの名前に置き換え、YourResourceGroupName をリソース グループの名前に置き換えます。
Azure カスタムの場所を作成する
次の Azure CLI コマンドを入力して、Azure カスタムの場所を作成します。
$ az customlocation create \
-g <YourResourceGroupName> \
-n <YourCustomLocationName> \
-l <YourAzureRegion> \
--namespace azurehybridnetwork
--host-resource-id
/subscriptions/<YourSubscriptionId>/resourceGroups/<YourResourceGroupName>/providers/Microsoft.Kubernetes/connectedClusters/<YourArcClusterName> --cluster-extension-ids /subscriptions/<YourSubscriptionId>/resourceGroups/<YourResourceGroupName>/providers/Microsoft.Kubernetes/connectedClusters/<YourArcClusterName>/providers/Microsoft.KubernetesConfiguration/extensions/networkfunction-operator
YourResourceGroupName、YourCustomLocationName、YourAzureRegion、YourSubscriptionId、YourArcClusterName を、それぞれ実際のリソース グループ名、カスタムの場所の名前、Azure リージョン、サブスクリプション ID、Azure Arc 対応 Kubernetes クラスター名に置き換えます。
Note
--cluster-extension-ids オプションは、カスタムの場所に関連付けるクラスター拡張機能の ID を指定するために使われます。
Bicep スクリプトを使って Azure Operator 5G Core をデプロイする
Azure Operator 5G Core のデプロイは、(clusterServices、amfDeployments、smfDeployments、upfDeployments、nrfDeployments、nssfDeployments、observabilityServices) を含む複数のリソースで構成されます。 各リソースは、個別の Bicep スクリプトと対応するパラメーター ファイルによってデプロイされます。 必要な Azure Operator 5G Core ファイルにアクセスするには、Microsoft アカウントの連絡先に問い合わせてください。
Note
必要なファイルは zip ファイルとして共有されます。
zip ファイルを展開すると、各 Azure Operator 5G Core リソースと対応するパラメーター ファイルの bicep スクリプトが用意されます。 展開されたファイルの場所をメモします。 次のセクションでは、リソースごとに設定する必要があるパラメーターと、Azure CLI コマンドを使ってデプロイする方法について説明します。
パラメーター ファイルを設定する
Mobile Packet Core リソースは、パラメーターを入力として受け取る Bicep スクリプトを使ってデプロイされます。 次の表では、各リソースの種類に指定するパラメーターについて説明します。
クラスター サービスのパラメーター
| CLUSTERSERVICES | 説明 | プラットフォーム |
|---|---|---|
admin-password |
すべての PaaS UI の管理者パスワード。 このパスワードはすべてのグラフで同じである必要があります。 | すべて |
alert-host |
アラート ホストの IP アドレス | Azure のみ |
alertmgr-lb-ip |
Prometheus 警告マネージャー ロード バランサーの IP アドレス | すべて |
customLocationId |
顧客の場所 ID パス | すべて |
db-etcd-lb-ip |
ETCD サーバー ロード バランサー IP の IP アドレス | すべて |
elastic-password |
Elasticsearch サーバーの管理者パスワード | すべて |
elasticsearch-host |
Elasticsearch ホストの IP アドレス | すべて |
fluentd-targets-host |
Fluentd ターゲット ホストの IP アドレス | すべて |
grafana-lb-ip |
Grafana ロード バランサーの IP アドレス。 | すべて |
grafana-url |
Grafana UI の URL - <https://IP:xxxx> - 顧客が定義したポート番号 | すべて |
istio-proxy-include-ip-ranges |
Istio プロキシに許可されるイングレス IP 範囲。 - 既定値は " * " | すべて |
jaeger-host |
Jaeger ターゲット ホストの IP アドレス | すべて |
kargo-lb-ip |
Kargo ロード バランサーの IP アドレス | すべて |
multus-deployed |
Multus がデプロイされているかどうかのブール値。 | Azure のみ |
nfs-filepath |
PaaS コンポーネントがデータを保存する NFS (ネットワーク ファイル システム) ファイル パス - Nexus の既定値 "/filestore" | Azure のみ |
nfs-server |
NFS (ネットワーク ファイル システム) サーバーの IP アドレス | Azure のみ |
oam-lb-subnet |
OAM (運用、管理、メンテナンス) ロード バランサーのサブネット名。 | Azure のみ |
redis-cluster-lb-ip |
Redis クラスター ロード バランサーの IP アドレス | ネクサスのみ |
redis-limit-cpu |
各 Redis サーバー POD の最大 CPU 制限 | すべて |
redis-limit-mem |
各 Redis POD の最大メモリ制限 | すべて |
redis-primaries |
Redis プライマリ シャード POD の数 | すべて |
redis-replicas |
各プライマリ シャードの Redis レプリカ インスタンスの数 | すべて |
redis-request-cpu |
各 Redis POD の最小 CPU 要求 | すべて |
redis-request-mem |
各 Redis POD の最小メモリ要求 | すべて |
thanos-lb-ip |
Thanos ロード バランサーの IP アドレス。 | すべて |
timer-lb-ip |
Timer ロード バランサーの IP アドレス。 | すべて |
tlscrt |
証明書マネージャーで使われるプレーン テキストのトランスポート層セキュリティ (TLS) 証明書 | すべて |
tlskey |
証明書マネージャーで使われるプレーンテキストの TLS キー | すべて |
unique-name-suffix |
生成されたすべての PaaS サービス ログの一意の名前サフィックス | すべて |
AMF デプロイのパラメーター
| AMF のパラメーター | 説明 | プラットフォーム |
|---|---|---|
admin-password |
管理者ユーザーのパスワード。 | |
aes256cfb128Key |
AES-256-CFB-128 暗号化キーは顧客が生成します | すべて |
amf-cfgmgr-lb-ip |
AMF Configuration Manager POD の IP アドレス。 | すべて |
amf-ingress-gw-lb-ip |
AMF イングレス ゲートウェイ ロード バランサー POD IP の IP アドレス | すべて |
amf-ingress-gw-li-lb-ip |
AMF イングレス ゲートウェイ合法的インターセプト POD IP の IP アドレス | すべて |
amf-mme-ppe-lb-ip1 \* |
AMF/MME 外部ロード バランサー (SCTP 関連付け用) の IP アドレス | すべて |
amf-mme-ppe-lb-ip2 |
AMF/MME 外部ロード バランサー (SCTP 関連付け用) の IP アドレス (2 番目の IP)。 | すべて |
elasticsearch-host |
Elasticsearch ホストの IP アドレス | すべて |
external-gtpc-svc-ip |
N26 インターフェイス用の外部 GTP-C IP サービス アドレスの IP アドレス | すべて |
fluentd-targets-host |
Fluentd ターゲット ホストの IP アドレス | すべて |
gn-lb-subnet |
GN インターフェイス ロード バランサーのサブネット名。 | Azure のみ |
grafana-url |
Grafana UI の URL - <https://IP:xxxx> - 顧客が定義したポート番号 | すべて |
gtpc\_agent-n26-mme |
cMME への GTPC エージェント N26 インターフェイスの IP アドレス。 (AMF-MME) | すべて |
gtpc\_agent-s10 |
GTPC エージェント S10 インターフェイスの IP アドレス (MME 間) | すべて |
gtpc\_agent-s11-mme |
cMME への GTPC エージェント S11 インターフェイスの IP アドレス。 (MME - SGW) | すべて |
gtpc-agent-ext-svc-name |
GTP-C (GPRS トンネリング プロトコル コントロール プレーン) エージェントの外部サービス名。 | すべて |
gtpc-agent-ext-svc-type |
GTPC エージェントの外部サービスの種類。 | すべて |
gtpc-agent-lb-ip |
GTPC エージェント ロード バランサーの IP アドレス。 | すべて |
jaeger-host |
Jaeger ターゲット ホストの IP アドレス | すべて |
li-lb-subnet |
LI ロード バランサーのサブネット名。 | すべて |
nfs-filepath |
PaaS コンポーネントがデータを保存するネットワーク ファイル システム (NFS) ファイル パス | Azure のみ |
nfs-server |
NFS サーバーの IP アドレス | Azure のみ |
oam-lb-subnet |
運用、管理、メンテナンス (OAM) ロード バランサーのサブネット名。 | Azure のみ |
sriov-subnet |
SRIOV サブネットの名前 | Azure のみ |
ulb-endpoint-ips1 |
Azure Operator 5G Core で lb-ppe を使っているため、必要ありません。 空白 | すべて |
| ulb-endpoint-ips2 | Azure Operator 5G Core で lb-ppe を使っているため、必要ありません。 空白 | すべて |
unique-name-suffix |
生成されたすべての PaaS サービス ログの一意の名前サフィックス | すべて |
SMF デプロイのパラメーター
| SMF のパラメーター | 説明 | プラットフォーム |
|---|---|---|
aes256cfb128Key |
AES-256-CFB-128 暗号化キー。 既定値は空の文字列です。 | すべて |
elasticsearch-host |
Elasticsearch ホストの IP アドレス | すべて |
fluentd-targets-host |
Fluentd ターゲット ホストの IP アドレス | すべて |
gn-lb-subnet |
GN インターフェイス ロード バランサーのサブネット名。 | Azure のみ |
grafana-url |
Grafana UI の URL - <https://IP:xxxx> - 顧客が定義したポート番号 | すべて |
gtpc-agent-ext-svc-name |
GTPC エージェントの外部サービス名。 | すべて |
gtpc-agent-ext-svc-type |
GTPC エージェントの外部サービスの種類。 | すべて |
gtpc-agent-lb-ip |
GTPC エージェント ロード バランサーの IP アドレス。 | すべて |
inband-data-agent-lb-ip |
インバンド データ エージェント ロード バランサーの IP アドレス。 | すべて |
jaeger-host |
jaeger ターゲット ホストの IP アドレス | すべて |
lcdr-filepath |
ローカル CDR 課金のファイル パス | すべて |
li-lb-subnet |
LI サブネットのサブネット。 | Azure のみ |
max-instances-in-smfset |
SMF セット内のインスタンスの最大数 - 設定値は 3 | すべて |
n4-lb-subnet |
N4 ロード バランサー サービスのサブネット名。 | Azure のみ |
nfs-filepath |
PaaS コンポーネントがデータを保存する NFS (ネットワーク ファイル システム) ファイル パス | Azure のみ |
nfs-server |
NFS (ネットワーク ファイル システム) サーバーの IP アドレス | Azure のみ |
oam-lb-subnet |
OAM (運用、管理、メンテナンス) ロード バランサーのサブネット名。 | Azure のみ |
pfcp-c-loadbalancer-ip |
PFCP-C ロード バランサーの IP アドレス。 | すべて |
pfcp-ext-svc-name |
PFCP の外部サービス名。 | すべて |
pfcp-ext-svc-type |
PFCP の外部サービスの種類。 | すべて |
pfcp-lb-ip |
PFCP ロード バランサーの IP アドレス。 | すべて |
pod-lb-ppe-replicas |
POD LB PPE のレプリカの数。 | すべて |
radius-agent-lb-ip |
RADIUS エージェント IP ロード バランサーの IP アドレス。 | すべて |
smf-cfgmgr-lb-ip |
SMF 構成マネージャー ロード バランサーの IP アドレス。 | すべて |
smf-ingress-gw-lb-ip |
SMF イングレス ゲートウェイ ロード バランサーの IP アドレス。 | すべて |
smf-ingress-gw-li-lb-ip |
SMF イングレス ゲートウェイ LI ロード バランサーの IP アドレス。 | すべて |
smf-instance-id |
セット内の SMF を識別する一意のセット ID。 | |
smfset-unique-set-id |
セット内の SMF の一意の SMF セット ID。 | すべて |
sriov-subnet |
SRIOV サブネットの名前 | Azure のみ |
sshd-cipher-suite |
SSH (Secure Shell) 接続用の暗号スイート。 | すべて |
tls-cipher-suite |
TLS 暗号スイート。 | すべて |
unique-name-suffix |
すべての PaaS サービス ログの一意の名前サフィックス | すべて |
UPF デプロイのパラメーター
| UPF のパラメーター | 説明 | プラットフォーム |
|---|---|---|
admin-password |
"admin" | |
aes256cfb128Key |
AES-256-CFB-128 暗号化キー。 cfgmgr で使われる AES 暗号化キー | すべて |
alert-host |
アラート ホストの IP アドレス | すべて |
elasticsearch-host |
Elasticsearch ホストの IP アドレス | すべて |
fileserver-cephfs-enabled-true-false |
ファイル サーバーに対して CephFS が有効かどうかを示すブール値。 | |
fileserver-cfg-storage-class-name |
ファイル サーバー ストレージのストレージ クラス名。 | すべて |
fileserver-requests-storage |
ファイル サーバー要求のストレージ サイズ。 | すべて |
fileserver-web-storage-class-name |
ファイル サーバー Web ストレージのストレージ クラス名。 | すべて |
fluentd-targets-host |
Fluentd ターゲット ホストの IP アドレス | すべて |
gn-lb-subnet |
GN インターフェイス ロード バランサーのサブネット名。 | |
grafana-url |
Grafana UI の URL - <https://IP:xxxx> - 顧客が定義したポート番号 | すべて |
jaeger-host |
jaeger ターゲット ホストの IP アドレス | すべて |
l3am-max-ppe |
ユーザー プレーンでサポートされるパケット処理エンジン (PPE) の最大数 | すべて |
l3am-spread-factor |
単一 PPE のセッションがバックアップされる PPE インスタンスの数を決定する拡散係数 | すべて |
n4-lb-subnet |
N4 ロード バランサー サービスのサブネット名。 | Azure のみ |
nfs-filepath |
PaaS コンポーネントがデータを保存する NFS (ネットワーク ファイル システム) ファイル パス | Azure のみ |
nfs-server |
NFS (ネットワーク ファイル システム) サーバーの IP アドレス | Azure のみ |
oam-lb-subnet |
OAM (運用、管理、メンテナンス) ロード バランサーのサブネット名。 | Azure のみ |
pfcp-ext-svc-name |
PFCP (パケット転送制御プロトコル) 外部サービスの名前。 | Azure のみ |
pfcp-u-external-fqdn |
PFCP-U の外部完全修飾ドメイン名。 | すべて |
pfcp-u-lb-ip |
PFCP-U (パケット転送制御プロトコル - ユーザー プレーン) ロード バランサーの IP アドレス。 | すべて |
ppe-imagemanagement-requests-storage |
PPE (パケット処理エンジン) イメージ管理要求のストレージ サイズ。 | すべて |
ppe-imagemanagement-storage-class-name |
PPE イメージ管理のストレージ クラス名。 | すべて |
ppe-node-zone-resiliency-enabled |
PPE ノード ゾーンの回復性が有効かどうかを示すブール値。 | すべて |
sriov-subnet-1 |
SR-IOV (シングル ルート I/O 仮想化) インターフェイス 1 のサブネット。 | Azure のみ |
sriov-subnet-2 |
SR-IOV インターフェイス 2 のサブネット。 | Azure のみ |
sshd-cipher-suite |
SSH (Secure Shell) 接続用の暗号スイート。 | すべて |
tdef-enabled-true-false |
TDEF (トラフィック検出機能) が有効かどうかを示すブール値。 False が既定値 | ネクサスのみ |
tdef-sc-name |
TDEF ストレージ クラス名 | ネクサスのみ |
tls-cipher-suite |
TLS (トランスポート層セキュリティ) 接続用の暗号スイート。 | すべて |
tvs-enabled-true-false |
TVS (トラフィック ビデオ シェイプ) が有効かどうかを示すブール値。 既定値は false です。 | ネクサスのみ |
unique-name-suffix |
すべての PaaS サービス ログの一意の名前サフィックス | すべて |
upf-cfgmgr-lb-ip |
UPF 構成マネージャー ロード バランサーの IP アドレス。 | すべて |
upf-ingress-gw-lb-fqdn |
UPF イングレス ゲートウェイ LI の完全修飾ドメイン名。 | すべて |
upf-ingress-gw-lb-ip |
ユーザー プレーン機能 (UPF) イングレス ゲートウェイ ロード バランサーの IP アドレス。 | すべて |
upf-ingress-gw-li-fqdn |
UPF イングレス ゲートウェイ ロード バランサーの完全修飾ドメイン名。 | すべて |
upf-ingress-gw-li-ip |
UPF イングレス ゲートウェイ LI (ローカル インターフェイス) の IP アドレス。 | すべて |
NRF デプロイのパラメーター
| NRF のパラメーター | 説明 | プラットフォーム |
|---|---|---|
aes256cfb128Key |
AES-256-CFB-128 暗号化キーは顧客が生成します | All |
elasticsearch-host |
Elasticsearch ホストの IP アドレス | All |
grafana-url |
Grafana UI の URL - <https://IPaddress:xxxx>、顧客が定義したポート番号 | All |
jaeger-host |
Jaeger ターゲット ホストの IP アドレス | All |
nfs-filepath |
PaaS コンポーネントがデータを保存する NFS (ネットワーク ファイル システム) ファイル パス | Azure のみ |
nfs-server |
NFS (ネットワーク ファイル システム) サーバーの IP アドレス | Azure のみ |
nrf-cfgmgr-lb-ip |
NRF Configuration Manager POD の IP アドレス。 | All |
nrf-ingress-gw-lb-ip |
NRF イングレス ゲートウェイ ロード バランサーの IP アドレス。 | All |
oam-lb-subnet |
OAM (運用、管理、メンテナンス) ロード バランサーのサブネット名。 | Azure のみ |
unique-name-suffix |
生成されたすべての PaaS サービス ログの一意の名前サフィックス | All |
NSSF デプロイのパラメーター
| NSSF のパラメーター | 説明 | プラットフォーム |
|---|---|---|
aes256cfb128Key |
AES-256-CFB-128 暗号化キーは顧客が生成します | すべて |
elasticsearch-host |
Elasticsearch ホストの IP アドレス | すべて |
fluentd-targets-host |
Fluentd ターゲット ホストの IP アドレス | すべて |
grafana-url |
Grafana UI の URL - <https://IP:xxxx> - 顧客が定義したポート番号 | すべて |
jaeger-host |
Jaeger ターゲット ホストの IP アドレス | すべて |
nfs-filepath |
PaaS コンポーネントがデータを保存する NFS (ネットワーク ファイル システム) ファイル パス | Azure のみ |
nfs-server |
NFS (ネットワーク ファイル システム) サーバーの IP アドレス | Azure のみ |
nssf-cfgmgr-lb-ip |
NSSF Configuration Manager POD の IP アドレス。 | すべて |
nssf-ingress-gw-lb-ip |
NSSF イングレス ゲートウェイ ロード バランサー IP の IP アドレス | すべて |
oam-lb-subnet |
OAM (運用、管理、メンテナンス) ロード バランサーのサブネット名。 | Azure のみ |
unique-name-suffix |
生成されたすべての PaaS サービス ログの一意の名前サフィックス | すべて |
監視サービスのパラメーター
| 監視のパラメーター | 説明 | プラットフォーム |
|---|---|---|
admin-password |
すべての PaaS UI の管理者パスワード。 このパスワードはすべてのグラフで同じである必要があります。 | すべて |
elastalert-lb-ip |
Elastalert ロード バランサーの IP アドレス。 | すべて |
elastic-lb-ip |
Elastic ロード バランサーの IP アドレス。 | すべて |
elasticsearch-host |
Elasticsearch サーバー IP のホスト IP | すべて |
elasticsearch-server |
Elasticsearch UI サーバーの IP アドレス | すべて |
fluentd-targets-host |
Fluentd サーバーのホストの IP アドレス | すべて |
grafana-url |
Grafana UI の URL - <https://IP:xxxx> - 顧客が定義したポート番号 | すべて |
jaeger-lb-ip |
Jaeger ロード バランサーの IP アドレス。 | すべて |
kafka-lb-ip |
Kafka ロード バランサーの IP アドレス | すべて |
keycloak-lb-ip |
Keycloak ロード バランサーの IP アドレス | すべて |
kibana-lb-ip |
Kibana ロード バランサーの IP アドレス | すべて |
kube-prom-lb-ip |
Kube-prom ロード バランサーの IP アドレス | すべて |
nfs-filepath |
PaaS コンポーネントがデータを保存する NFS (ネットワーク ファイル システム) ファイル パス | Azure のみ |
nfs-server |
NFS (ネットワーク ファイル システム) サーバーの IP アドレス | Azure のみ |
oam-lb-subnet |
OAM (運用、管理、メンテナンス) ロード バランサーのサブネット名。 | Azure のみ |
unique-name-suffix |
すべての PaaS サービス ログの一意の名前サフィックス | すべて |
Azure Resource Manager を使用して Azure Operator 5G Core をデプロイする
Azure CLI を使って、Azure Operator 5G Core リソースをデプロイできます。 次のコマンドは、1 つのモバイル パケット コア リソースをデプロイします。 完全な AO5GC 環境をデプロイするには、すべてのリソースをデプロイする必要があります。
このコマンド例は、nrfDeployments リソースに対して実行されます。 他のリソースの種類 (SMF、AMF、UPF、NRF、NSSF) に対しても同様のコマンドが実行されます。 監視コンポーネントは、別の要求を行う監視サービス リソースと共にデプロイすることもできます。 Azure Operator 5G Core を完全にデプロイするには、合計 7 つのリソースをデプロイする必要があります。
Azure CLI を使用したデプロイ
以下の環境変数を設定します。
$ export resourceGroupName=<Name of resource group>
$ export templateFile=<Path to resource bicep script>
$ export resourceName=<resource Name>
$ export location <Azure region where resources are deployed>
$ export templateParamsFile <Path to bicep script parameters file>
Note
リソース名には、関連付けられたすべての Azure Operator 5G Core リソースが含まれる名前を選びます。 clusterServices および関連付けられたすべてのネットワーク機能リソースに同じリソース名を使います。
次のコマンドを入力して、Azure Operator 5G Core をデプロイします。
az deployment group create \
--name $deploymentName \
--resource-group $resourceGroupName \
--template-file $templateFile \
--parameters $templateParamsFile
以下にサンプルのデプロイを示します。
PS C:\src\teest> az deployment group create `
--resource-group ${ resourceGroupName } `
--template-file ./releases/2403.0-31-lite/AKS/bicep/nrfTemplateSecret.bicep `
--parameters resourceName=${ResourceName} `
--parameters locationName=${location} `
--parameters ./releases/2403.0-31-lite/AKS/params/nrfParams.json `
--verbose
INFO: Command ran in 288.481 seconds (init: 1.008, invoke: 287.473)
{
"id": "/subscriptions/00000000-0000-0000-0000-000000000000/resourceGroups/resourceGroupName /providers/Microsoft.Resources/deployments/nrfTemplateSecret",
"location": null,
"name": "nrfTemplateSecret",
"properties": {
"correlationId": "00000000-0000-0000-0000-000000000000",
"debugSetting": null,
"dependencies": [],
"duration": "PT4M16.5545373S",
"error": null,
"mode": "Incremental",
"onErrorDeployment": null,
"outputResources": [
{
"id": "/subscriptions/00000000-0000-0000-0000-000000000000/resourceGroups/ resourceGroupName /providers/Microsoft.MobilePacketCore/nrfDeployments/test-505",
"resourceGroup": " resourceGroupName "
}
],
"outputs": null,
"parameters": {
"locationName": {
"type": "String",
"value": " location "
},
"replacement": {
"type": "SecureObject"
},
"resourceName": {
"type": "String",
"value": " resourceName "
}
},
"parametersLink": null,
"providers": [
{
"id": null,
"namespace": "Microsoft.MobilePacketCore",
"providerAuthorizationConsentState": null,
"registrationPolicy": null,
"registrationState": null,
"resourceTypes": [
{
"aliases": null,
"apiProfiles": null,
"apiVersions": null,
"capabilities": null,
"defaultApiVersion": null,
"locationMappings": null,
"locations": [
" location "
],
"properties": null,
"resourceType": "nrfDeployments",
"zoneMappings": null
}
]
}
],
"provisioningState": "Succeeded",
"templateHash": "3717219524140185299",
"templateLink": null,
"timestamp": "2024-03-12T16:07:49.470864+00:00",
"validatedResources": null
},
"resourceGroup": " resourceGroupName ",
"tags": null,
"type": "Microsoft.Resources/deployments"
}
PS C:\src\test>