BareMetal マシンの役割
MachineRoles は、BMM が Nexus クラスターで果たす役割を識別するのに役立ちます。 言い換えると、Nexus プラットフォーム Kubernetes コントロール プレーン ノード、プラットフォーム ソフトウェアが実行される管理ノード、およびテナント ワークロード用に予約されているワーカー ノードを識別できます。
BMM リソースには、次のロールが割り当てられます。
Control plane
: これらの BMM は、Nexus プラットフォーム クラスター用の Kubernetes コントロール プレーン エージェントを実行します。Management plane
: BMM は、コントローラーや拡張機能を含む Nexus プラットフォーム エージェントを実行します。Compute plane
: Nexus Kubernetes クラスターや仮想マシンを含む実際のテナント ワークロードの実行を担当する BMM。
それはどのように機能しますか?
適切な Kubernetes ラベルが BMM リソースに適用され、デプロイ時に BMM が Nexus クラスターで果たす役割を識別します。 BMM リソースに対する MachineRoles プロパティは、BMM リソースに適用される kubernetes ラベルから派生します。
操作方法、BMM が割り当てられているロールを推測します。
3 つ以上のコンピューティング ラックを備えた標準の Nexus マルチラック インスタンスでは、コントロール プレーン ノードで 3 つの電源がオンになり、1 つのノードが電源オフになっているが使用可能になります。 新しい machineRole フィールドは、Nexus インスタンスのスペア コントロール プレーン ノードを決定するために、フィールドとdetailedStatus
フィールドに加えてpowerState
使用されます。
このコマンドは、コントロール プレーン サーバーとその電源状態を一覧表示します。
az networkcloud baremetalmachine list -g <resource-group> --sub <subscription> --query "sort_by([].{name:name,readyState:readyState, detailedStatus:detailedStatus, detailedStatusMessage:detailedStatusMessage, powerState:powerState, machineRoles:machineRoles | join(', ', @)}, &name)" --output table
サンプル出力:
名前 | ReadyState | DetailedStatus | DetailedStatusMessage | PowerState | MachineRoles | メモ |
---|---|---|---|---|---|---|
x01dev01c1mg01 | True | プロビジョニング済み | OS がマシンにプロビジョニングされている | オン | platform.afo-nc.microsoft.com/control-plane=true | コントロール プレーン ノード |
x01dev01c2mg02* | False | 利用可能 | クラスターに参加できる | "オフ" | platform.afo-nc.microsoft.com/control-plane=true | スペア コントロール プレーン ノード |
x01dev01c3mg01 | True | プロビジョニング済み | OS がマシンにプロビジョニングされている | オン | platform.afo-nc.microsoft.com/control-plane=true | コントロール プレーン ノード |
x01dev01c4mg01 | True | プロビジョニング済み | OS がマシンにプロビジョニングされている | オン | platform.afo-nc.microsoft.com/control-plane=true | コントロール プレーン ノード |
x01dev01c1mg02 | True | プロビジョニング済み | OS がマシンにプロビジョニングされている | オン | platform.afo-nc.microsoft.com/management-plane=true | 管理プレーン ノード |
x01dev01c2mg01 | True | プロビジョニング済み | OS がマシンにプロビジョニングされている | オン | platform.afo-nc.microsoft.com/management-plane=true | 管理プレーン ノード |
x01dev01c3mg02 | True | プロビジョニング済み | OS がマシンにプロビジョニングされている | オン | platform.afo-nc.microsoft.com/management-plane=true | 管理プレーン ノード |
x01dev01c4mg02 | True | プロビジョニング済み | OS がマシンにプロビジョニングされている | オン | platform.afo-nc.microsoft.com/management-plane=true | 管理プレーン ノード |
x01dev01c1co01 | True | プロビジョニング済み | OS がマシンにプロビジョニングされている | オン | platform.afo-nc.microsoft.com/compute-plane=true | コンピューティング プレーン ノード |
x01dev01c1co02 | True | プロビジョニング済み | OS がマシンにプロビジョニングされている | オン | platform.afo-nc.microsoft.com/compute-plane=true | コンピューティング プレーン ノード |
*この例では、x01dev01c2mg02 は現在電源オフ状態のスペア コントロール プレーン ノードです。 また、何らかの理由でアクティブなコントロール プレーン ノードがダウンするシナリオでは、コントロール プレーンの役割を引き続き利用できます。