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Oracle Database@Azure のデータベース運用プロセス

Azure からアクセスできる Oracle プロセスもありますが、Oracle Cloud Infrastructure (OCI) コンソールを使用してそれらを設定し、管理します。

Oracle Database Autonomous Recovery Service@Azure

Oracle Database Autonomous Recovery Service@Azure は、Oracle Database@Azure リソース向けの推奨バックアップ ソリューションです。 以下は、Oracle Database Autonomous Recovery Service@Azure を使用する主なメリットです。

  • Microsoft Azure Consumption Commitment (MACC) を使用してバックアップ ストレージの料金を支払うことができます。
  • 企業のデータ所在地とコンプライアンスの要件を満たすバックアップ ストレージの保存先を選択できます。
  • リアルタイムのデータベース保護によりデータ損失ゼロを実現し、機能停止やランサムウェア攻撃の発生後 1 秒未満で回復できるようにします。
  • ポリシー ベースのバックアップ保持ロックを使用して、バックアップの不変性を確保します。 このロックにより、テナント内のすべてのユーザーがバックアップ データを削除または変更できなくなります。
  • ライフサイクル全体にわたってバックアップ データを強制的かつ自動的に暗号化することで、データ盗難防止を強化します。
  • CPU、メモリ、I/O のオーバーヘッドを削減し、全体的なクラウド コストを削減するために、毎週の完全バックアップを排除することで、運用効率の向上に貢献します。
  • データベースと Oracle Database 自律復旧サービス @ Azure の間でより少量のバックアップデータを移動する永久増分パラダイムを使用して、バックアップ時間枠を短縮します。
  • データベース バックアップのゼロインパクト自動復旧検証により、回復可能性が高まります。
  • 最適化されたバックアップを使用して、複数の増分バックアップを復旧する必要をなくすことで、リージョンへの復旧が高速化されます。
  • 詳細な復旧正常性ダッシュボードにより、データベース保護の分析情報が一元化されます。

Oracle Database Autonomous Recovery Service@Azure を有効化するための大まかな手順

  1. Oracle Database Autonomous Recovery Service@Azure に対して有効にするデータベースの OCI コンソールにアクセスします。 OCI コンソールにアクセスする方法について説明します。
  2. ストレージ バックアップを使用して、データベースと同じクラウド プロバイダーに Oracle Database Autonomous Recovery Service@Azure 保護ポリシーを構成または作成します。
  3. 保護ポリシーを使用して自動バックアップを構成します。
  4. バックアップが完了したら、OCI のデータベースでサブスクリプションとバックアップの保存先の詳細を確認します。