クイック スタート:Unity のサンプルをデスクトップにデプロイする

このクイックスタートでは、Unity 用のクイックスタート サンプル アプリをデスクトップ PC にデプロイして実行する方法について説明します。

このクイックスタートでは、次の方法について説明します。

  • デスクトップ用のクイックスタート サンプル アプリを作成する
  • サンプルを PC にデプロイする
  • PC でサンプルを実行する

前提条件

このクイックスタートでは、「クイックスタート: Unity によるモデルのレンダリング」のサンプル プロジェクトをデプロイします。

シーンと共に自分の資格情報が適切に保存されており、Unity エディター内からセッションに接続できることを確認してください。

仮想現実のサポートを無効にする

現在、デスクトップではフラット デスクトップ アプリのみがサポートされているため、VR サポートは無効にする必要があります。

  1. [Edit](編集) > [Project Settings](プロジェクトの設定) を開きます。
  2. 左側にある [Player](プレーヤー) を選択します。
  3. [Universal Windows Platform settings](ユニバーサル Windows プラットフォームの設定) タブを選択します。
  4. [XR Settings](XR 設定) を展開します。
  5. [Virtual Reality Supported](仮想現実のサポート) を無効にします。
    player settings
  6. [XR Settings](XR 設定) の上にある [Publishing Settings](公開の設定) を展開します。
  7. [Supported Device Families](サポートされるデバイス ファミリ) で、 [Desktop](デスクトップ) がオンになっていることを確認します。

サンプル プロジェクトをビルドする

  1. [ファイル] > [ビルド設定] の順に開きます
  2. [Platform](プラットフォーム)ユニバーサル Windows プラットフォームに変更します (PC スタンドアロンもサポートされますが、ここでは使用しません。「プラットフォームの制限事項」を参照してください)。
  3. [Target Device](ターゲットデバイス)[PC] に設定します。
  4. [Architecture](アーキテクチャ)[x86] に設定します。
  5. [Build Type](ビルドの種類)[D3D Project](D3D プロジェクト) に設定します。
    Build settings
  6. [Switch Platform](プラットフォームに切り替え) を選択します。
  7. [Build](ビルド) (または [Build And Run](ビルドして実行)) を押すと、ソリューションを格納するフォルダーを選択するよう求められます。
  8. 生成された Quickstart.sln を Visual Studio で開きます。
  9. 構成を [Release](リリース)[x86] に変更します。
  10. デバッガー モードを [Local Machine](ローカル コンピューター) に切り替えます。
    Solution configuration
  11. ソリューションをビルドします。

サンプル プロジェクトを起動する

Visual Studio のデバッガーを開始します (F5)。 アプリが PC に自動的にデプロイされます。

サンプル アプリが起動し、新しいセッションを開始します。 しばらくすると、セッションの準備が完了し、リモートでレンダリングされたモデルが表示されます。 サンプルを後でもう一度起動する場合は、[スタート] メニューからも検索できます。

次のステップ

次のクイックスタートでは、カスタム モデルの変換について確認します。