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ネクスト ホップ IP サポート

Azure Route Server でのネクスト ホップ IP のサポートにより、Azure の内部ロード バランサーの背後にデプロイされたネットワーク仮想アプライアンス (NVA) とピアリングできます。 内部ロード バランサーを利用すると、アクティブ/パッシブ接続シナリオを設定し、負荷分散を利用して接続パフォーマンスを向上させることができます。

内部ロード バランサーの背後に 2 つの NVA がピアリングされたルート サーバーの図。

Note

ロード バランサーは、ルート サーバーと同じリージョンに存在する必要があります。 ロード バランサーがルート サーバーとは異なるリージョンにある場合、これらの NVA への接続は機能しません。

アクティブ/パッシブ NVA 接続

内部ロード バランサーの背後に一連のアクティブ/パッシブ NVA をデプロイして、NVA との間で対称的なルーティングを確保できます。 ネクスト ホップ IP のサポートにより、アクティブおよびパッシブ NVA の両方のネクスト ホップを内部ロード バランサーの IP アドレスとして定義し、ロード バランサーがトラフィックをアクティブ NVA インスタンスに転送するように設定することができます。

アクティブ/アクティブ NVA 接続

内部ロード バランサーの背後に一連のアクティブ/アクティブ NVA をデプロイして、接続パフォーマンスを最適化できます。 ネクスト ホップ IP のサポートにより、両方の NVA インスタンスのネクスト ホップを内部ロード バランサーの IP アドレスとして定義できます。 ロード バランサーに到達したトラフィックは、両方の NVA インスタンスに送信されます。

注意

アクティブ/アクティブ NVA 接続の場合、ルーティングが非対称になることがあります。

ネクスト ホップ IP の構成

ネクスト ホップ IP アドレスは、ターゲット NVA の BGP 構成で設定されます。 ネクスト ホップ IP は Azure Route Server 構成の一部ではありません。