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Azure portal で Azure Monitor for SAP Solutions のアラートを構成する

  • [アーティクル]

この攻略ガイドでは、Azure Monitor for SAP Solutions でアラートを構成する方法について説明します。 Azure portal のブラウザーベースのインターフェイスを使用して、アラートと通知を構成できます。

前提条件

  • Azure サブスクリプション。
  • 少なくとも 1 つのプロバイダーを使った Azure Monitor for SAP solutions リソースのデプロイ。 以下のプロバイダーの構成ができます。
    • SAP アプリケーション (NetWeaver)
    • SAP HANA
    • Microsoft SQL Server
    • 高可用性 (HA) Pacemaker クラスター
    • IBM Db2

アラート ルールを作成する

  1. Azure portal にサインインします。

  2. Azure portal で、Azure Monitor for SAP Solutions リソースを参照して選択します。 このリソースに対して少なくとも 1 つのプロバイダーが構成されていることを確認してください。

  3. 使用するブックに移動します。 たとえば、SAP HANA です。

  4. HANA インスタンスを選択します。

    [アラート] ボタンの配置を示すスクリーンショット。

  5. [アラート] ボタンを選択して、使用可能なアラート テンプレートを表示します。

    アラート テンプレートの一覧を示すスクリーンショット。

  6. [ルールの作成] を選択して、任意のアラートを構成します。

  7. [アラートのしきい値] には、アラートのしきい値を入力します。

  8. [プロバイダー インスタンス] で、プロバイダー インスタンスを選択します。

  9. [アクション グループ] で、通知設定を構成するアクション グループを選択または作成します。 要件に応じて、頻度と重要度の情報を編集できます。

  10. [アラート ルールを有効にする] を選択して、アラート ルールを作成します。

    アラートの構成ページを示すスクリーンショット。

  11. [アラート ルールのデプロイ] を選択して、アラート ルールの構成を完了します。 [テンプレートの表示] を選択すると、アラート テンプレートの表示を選択できます。

    アラート構成の最後の手順を示すスクリーンショット。

  12. [アラート ルール] に移動して、新たに作成されたアラート ルールを表示します。 アラートが発生した場合には、 [発生したアラート] の下で確認できます。

    アラート構成の結果を示すスクリーンショット。

一元的なエクスペリエンスでアラートを表示および管理する (プレビュー)

この強化されたビューでは、アラート管理を効率化する強力な機能が導入されており、さまざまなプロバイダーにわたるすべてのアラートとアラート ルールが統一されたビューに表示されます。 この統合アプローチにより、アラートを効率的に管理および監視でき、Azure Monitor for SAP Solutions の全体的なエクスペリエンスが向上します。

  • 一元化されたアラート管理: 直感的な単一のインターフェイス内で、さまざまなプロバイダーにわたって発生したすべてのアラートの全体像を把握できます。 新しいアラート エクスペリエンスを使用すると、さまざまなソースから発生したアラートを 1 か所で簡単に追跡および管理でき、SAP ランドスケープの正常性について包括的な概要が提供されます。

  • 統合アラート ルール: さまざまなプロバイダーにわたるすべてのアラート ルールを一元化することで、アラートの構成を簡略化します。 この合理化されたアプローチにより、ルール管理の一貫性が確保され、SAP ソリューションのアラート ルールの定義、更新、保守が容易になります。

  • ルールの状態と一括操作のグリッド ビュー: グリッド ビューを使用してアラート ルールを効率的に管理し、すべてのルールの状態を確認し、一括変更を簡単に行うことができます。 複数のルールを同時に有効または無効にして、SAP 環境の正常性を維持するためのシームレスなエクスペリエンスを提供します。

  • アラート アクション グループの管理: 新しいアラート エクスペリエンスからアラート アクション グループを直接制御します。 アラート アクション グループを簡単に管理および構成し、重要なアラートがトリガーされたときに適切な関係者に迅速に通知されるようにします。

  • メンテナンス期間のアラート処理ルール: アラート処理ルールを有効にします。これは、特定のアクションを実行したり、メンテナンス期間中にアラートを抑制したりできる強力な機能です。 メンテナンス スケジュールに合わせてアラートの動作をカスタマイズし、不要な通知や中断を最小限に抑えます。

  • CSV へのエクスポート: 発生したアラートとアラート ルールを CSV 形式にエクスポートすることで、データ分析とレポートを容易にします。 この機能を使用すると、アラート データをシームレスに共有、分析、アーカイブでき、組織のレポート要件とコンプライアンス要件をサポートできます。

Azure Monitor for SAP Solutions の新しいアラート エクスペリエンスにアクセスするには:

  1. Azure Portal に移動します。
  2. Azure Monitor for SAP Solutions インスタンスを選択します。 中央のアラート ビューを示すスクリーンショット。
  3. [アラート] タブを選んで、強化されたアラート管理機能を確認します。

次のステップ

Azure Monitor for SAP solutions の詳細について学習します。

SAP on Azure の監視