Azure Stream Analytics ジョブの Azure Resource Manager テンプレートをエクスポートする
Azure Resource Manager テンプレートを使用すると、インフラストラクチャをコードとして実装できます。 テンプレートは JavaScript Object Notation (JSON) ファイルであり、リソースのインフラストラクチャと構成が定義されています。 デプロイするリソースとそれらのリソースのプロパティを指定します。
Azure Resource Manager テンプレートをエクスポートすることによって、Azure Stream Analytics ジョブを再デプロイできます。
VS Code でジョブを開く
テンプレートをエクスポートする前に、まず既存の Stream Analytics ジョブを Visual Studio Code で開く必要があります。
ジョブをローカル プロジェクトにエクスポートするには、Azure portal の Stream Analytics Explorer で、エクスポートするジョブを特定します。 [クエリ] ページから、[VS Code で開く] を選択します。 次に、[Visual Studio Code でジョブを開く] を選択します。
Visual Studio Code を使用した Stream Analytics ジョブの管理の詳細については、Visual Studio Code のクイック スタートを参照してください。
スクリプトをコンパイルする
次の手順では、ジョブ スクリプトを Azure Resource Manager テンプレートにコンパイルします。 スクリプトをコンパイルする前に、ジョブに少なくとも 1 つの入力と 1 つの出力が構成されていることを確認します。 入力または出力が構成されていない場合は、最初に入力と出力を構成する必要があります。
Visual Studio Code で、ジョブの Transformation.asaql ファイルに移動します。
Transformation.asaql ファイルを右クリックし、メニューから [ASA:Compile Script](ASA: スクリプトのコンパイル) を選択します。
Stream Analytics ジョブのワークスペースに [Deploy] フォルダーが表示されることに注意してください。
JobTemplate.json ファイルを調べます。これは、デプロイに使用される Azure Resource Manager テンプレートです。
パラメーター ファイルを完成する
次に、Azure Resource Manager テンプレートのパラメーター ファイルを完成させます。
Visual Studio Code で Stream Analytics ジョブ ワークスペースの [Deploy] フォルダーにある JobTemplate.parameters.json ファイルを開きます。
入力キーと出力キーが null であることに注意してください。 null 値を入力リソースと出力リソースの実際のアクセス キーに置き換えます。
パラメーター ファイルを保存します。
テンプレートを使用してデプロイする
前のセクションで生成した Azure Resource Manager のテンプレートを使用して Azure Stream Analytics ジョブをデプロイする準備ができました。
PowerShell ウィンドウで、次のコマンドを実行します。 "ResourceGroupName"、"TemplateFile"、および "TemplateParameterFile" を実際のリソース グループ名と、ジョブ ワークスペースの [Deploy] フォルダー内の "JobTemplate.json" と "JobTemplate.parameters.json" ファイルへの完全ファイル パスに必ず置き換えてください。
PowerShell が構成されていない場合は、Azure PowerShell モジュールのインストールの手順に従ってください。
New-AzResourceGroupDeployment -ResourceGroupName "<your resource group>" -TemplateFile "<path to JobTemplate.json>" -TemplateParameterFile "<path to JobTemplate.parameters.json>"