Oracle データベースからプログラムでメタデータを取得する

Microsoft BizTalk Adapter for Oracle Database は、Oracle データベースを WCF サービスとして公開するカスタム WCF バインディングです。 アダプターは、Oracle データベースを自己記述型サービスとして公開します。つまり、サポートされている操作に関するメタデータを公開できるサービスです。 メタデータは、WCF サービスへの論理インターフェイスを記述します。つまり、サービスとの対話に使用する必要があるサービス コントラクト、メッセージ、およびメッセージ スキーマ。

このメタデータは、次のようなツールで使用されます。

  • サービス コントラクトのマネージド コード表現を生成するための Add Adapter Service Reference Visual Studio プラグイン

  • メッセージ スキーマを生成するためにアダプター サービス BizTalk プロジェクト アドインを使用します。

    ただし、アダプターからプログラムでメタデータを取得することもできます。 たとえば、これを行って、既存のアプリケーションで使用するカスタム メタデータ取得ツールを作成できます。

    アダプターは、次の 2 つのエンドポイントを介してメタデータを発行します。

  • WS-Metadata Exchange (MEX) エンドポイント。 WCF では、すべての WCF バインディングに対して MEX エンドポイントが自動的に提供されます。 メタデータ交換を使用して、基になる Oracle データベース上のアダプターでサポートされている操作のメタデータを取得できます。

  • IMetadataRetrievalContract エンドポイント。 IMetadataRetrievalContract インターフェイスは、Microsoft Windows Communication Foundation (WCF) 基幹業務 (LOB) アダプター SDK によって実装されます。 Oracle データベース成果物を複数の論理レベルで分類し、メタデータ ノードのツリーとして表示します。 IMetadataRetrievalContract インターフェイスによって公開されているメソッドを使用して、このツリーのノードを参照および検索し、関心のある操作のメタデータを返すことができます。

    このセクションのトピックでは、MEX エンドポイントと IMetadataRetrievalContract エンドポイントを使用して、アダプターからプログラムでメタデータを取得する方法について説明します。

このセクションの内容

参照

Oracle データベース アプリケーションの開発