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ExecuteNonQuery、ExecuteReader、ExecuteScalar 操作のサポート

Microsoft BizTalk Adapter for Oracle E-Business Suite は、ルート レベルで次の送信操作を公開します。

  • ExecuteNonQuery: 複数の結果セットを返す場合は、この操作を使用して、Oracle E-Business Suite で任意の SQL ステートメントまたは PL/SQL ブロックを実行します。 この関数の入力パラメーターには、文字列パラメーター (実行される PL/SQL ブロック全体) と文字列の配列 (OutRefCursorNames) が含まれます。 OutRefCursorNames で指定された各文字列値は、PL/SQL ブロックが同じ名前の REF CURSORS を返す出力 REF CURSOR のパラメーター名であると見なされます。 この関数は、DataSets の配列である OUT パラメーター (OutRefCursors) も受け取ります。 DataSet の詳細については、 の Oracle ドキュメントを参照してください https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=124538。 この操作の戻り値は整数データ型であり、影響を受ける行の数を示します。

  • ExecuteReader: 結果セットを DataSet として返す場合は、Oracle E-Business Suite で任意の SQL ステートメントまたは PL/SQL ブロックを実行するには、この操作を使用します。 この操作は、入力として文字列パラメーターを受け取り、DataSet を返します。

  • ExecuteScalar: 1 つの値のみを返す場合は、この操作を使用して、Oracle E-Business Suite で任意の SQL ステートメントまたは PL/SQL ブロックを実行します。 戻り値が結果セットの場合、最初の行の最初の列の値のみが XML 文字列形式で返されます。

Note

  • ExecuteNonQuery、ExecuteReader、ExecuteScalar の各操作は、ユーザー定義型 (UDT) ではサポートされていません。
    • Oracle E-Business アダプターで ExecuteNonQuery、ExecuteReader、ExecuteScalar 操作のアプリケーション コンテキストを設定することもできます。 Oracle E-Business Suite の成果物 (インターフェイス テーブル、インターフェイス ビュー、同時実行プログラム、または要求セット) でいずれかの操作が対象になっている場合は、ExecuteNonQuery、ExecuteReader、ExecuteScalar 操作のアプリケーション コンテキストを設定する必要があります。 アプリケーション コンテキストとその設定方法については、「 アプリケーション コンテキストの設定」を参照してください。

参照

アダプターを使用して実行できる操作