EDI および AS2 状態レポート
EDI 状態レポートを使用すると、運用担当者は EDI および AS2 送信の状態を追跡できます。 状態レポートを有効にすると、インターチェンジおよび、それに関連付けられた受信確認を含むドキュメント交換トランザクションの総合的な状態が提供されます。 このレポートでは、EDI および AS2 メッセージの受信、検証、バッチ処理、受信確認処理に関するデータが提供されます。
このレポートを使用して、保留および未確認のインターチェンジ、完全なインターチェンジ、エラー シナリオ、またはビジネス シナリオの状態を取得できます。 このレポートを使用して、次の操作を実行できます。
インターチェンジの受信の確認
送信インターチェンジ待機確認の一覧表示
受信したすべての拒否インターチェンジの一覧表示
拒否または一部受理としてレポートされた送信インターチェンジの一覧表示
状態レポートに含まれるデータは、ISA、TA1、GS、UNB、UNG (機能確認状態を除く) などのインターチェンジ制御セグメントから取得できます。
状態レポートの UI
EDI および AS2 状態レポートは、BizTalk Server管理コンソールから入手できます。 BizTalk グループ ノードの [グループ ハブ] ページには、EDI インターチェンジと相関受信確認の状態、バッチ状態、AS2 メッセージ、および相関 MDN 状態へのリンクがあります。 これらのレポートはそれぞれ、クエリ式に含める、またはクエリ式から除外する状態パラメーターの範囲を提供し、必要な状態レポートの構築を可能にします。
EDI インターチェンジの状態を表示するだけでなく、インターチェンジのトランザクション セットも表示できます。 これは、追跡 (BizTalkDTADb) データベースの EDI テーブルへのメッセージ ペイロードの格納を有効にすることによって実行できます。 状態レポート UI の詳細表示コマンドを使用して、トランザクション セットを表示できます。
受信または送信 AS2 メッセージ、または MDN を否認不可データベースに保存することもできます。 状態レポートのメッセージを右クリックし、適切なコマンドを選択することにより、トランザクション セットまたは AS2 メッセージを表示できます。
状態レポートのコンポーネント
状態レポートに関連するBizTalk Serverコンポーネントは次のとおりです。
受信インターチェンジのデータ ストアに状態エントリを作成および更新する EDI 受信パイプラインの EDI 逆アセンブラー。
送信インターチェンジのデータ ストアに状態エントリを作成および更新する EDI 送信パイプラインの EDI アセンブラー。
状態レポート エントリを格納するデータ ストア。 これは、データ追跡用の BAM プライマリ インポート データベースと、EDI トランザクション セットおよび AS2 メッセージ コンテンツ用の BizTalk 追跡データベース (BizTalkDTADb) の EDI メッセージ コンテンツ テーブルです。
BizTalk Server管理コンソールの [グループ ハブ] ページの状態レポート UI。状態レポート データの表示に使用されます
状態レポートを有効にして構成するために使用される、BizTalk Server管理コンソールの契約プロパティとフォールバック 契約プロパティ のオプション
BAM インフラストラクチャを利用する DTA および SQL 分析サーバー。