バインドのエクスポート
このセクションの各トピックでは、BizTalk Server グループ、アセンブリ、またはアプリケーションのバインドを .xml ファイルにエクスポートする方法について説明します (バインドは、ホスト、送信ポート、送信ポート グループ、受信ポート、受信場所、パーティを、オーケストレーション、パイプライン、マップ、およびスキーマと関連付ける方法を定義します)。その後、.xml ファイルから別のグループまたはアプリケーションにインポートできます。 バインドをインポートすると、グループまたはアプリケーション内の同じ名前の既存のバインドが上書きされます。 バインドをアプリケーションに追加して、既存のバインドを上書きしないようにすることもできます。 アプリケーションをインポートしない限り、追加したバインドは有効になりません。
以下のシナリオでバインド ファイルを使用すると、バインドを手動で構成する必要がないので、アプリケーションを迅速に展開できます。
ある展開環境から別の環境へアプリケーションを移動する場合
アセンブリを更新する場合
複数の BizTalk グループへのバインドと共にアセンブリを展開する場合
これらの目的でバインド ファイルを使用する方法の詳細については、「 バインド ファイルとアプリケーションの展開」を参照してください。
バインドのインポートと追加の詳細については、「 BizTalk グループにバインドをインポートする方法」、「BizTalkアプリケーションにバインドをインポートする方法」、および「アプリケーション にバインド ファイルを追加する方法」を参照してください。
重要
バインド ファイルには機密データが含まれている場合があります。 適切な措置をとり、ファイルが保護されるようにしてください。
Note
セキュリティ上の理由により、BizTalk Server では、バインド ファイルのエクスポート時にバインドのパスワードがファイルから削除されます。 バインドをインポートした後で、送信ポートと受信場所のパスワードを再構成する必要があります。 BizTalk Server 管理コンソールの [トランスポートのプロパティ] ダイアログ ボックスで、送信ポートと受信場所のパスワードをそれぞれ構成します。 手順については、「 送信ポートを作成する方法」を参照してください。 「 受信場所を作成する方法」も参照してください。