概要
フラット ファイル スキーマは、フラット ファイル 逆アセンブラーによって、受信フラット ファイル インスタンス メッセージを同等の XML 形式に変換する方法を制御するために使用され、フラット ファイル アセンブラーによって、送信 XML メッセージを同等のフラット ファイル インスタンス メッセージに変換する方法を制御するために使用されます。 このようなスキーマを構築する場合は、スキーマ内の特定の位置にある Field Element ノードまたは Field Attribute ノードを使用して、フラット ファイル インスタンス メッセージ内の特定のフィールドが XML 要素に対応するか、または同等の XML 形式の XML 属性に対応するかを制御します。
例
たとえば、フラット ファイル インスタンス メッセージの左揃えのアスタリスク埋め込みフィールド値 "red*****
" は、スキーマ内のフィールドが Field Element ノードか Field Attribute ノードかに応じて、2 つの異なる方法で同等の XML 表現に変換できます。 ノード名プロパティが "color" に設定された Field 要素ノードによってそのフィールドがスキーマで表され、含まれている Record ノードの Node Name プロパティが "shirt" に設定されている場合、フラット ファイル フィールドと同等の XML が太字で表示されます。
<shirt>
<color>red</color>
</shirt>
同じフラットファイルフィールドが、Field AttributeノードのNode Nameプロパティが"color"に設定されてスキーマで表され、含まれているRecordノードのNode Nameプロパティが"shirt"に設定されている場合、フラットファイルフィールドと同等のXMLが (太字で表示されます)。
<color shirt="red"/>
注
フラット ファイル スキーマには、特定のレコード ノード内で、下位のフィールド属性ノードが下位レコード ノードまたはフィールド要素ノードの前に存在する必要がある、さらに制限があります。
こちらもご覧ください
- フィールドに関する考慮事項
- UI ガイダンスおよび開発者 API 名前空間リファレンスの Node Name プロパティ