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スキーマの選択のサイズを変更し、スキーマ ツリーを展開および折りたたむ方法

BizTalk マップを展開する際、さまざまなスキーマ ノードの表示または非表示を行うため、送信元スキーマ ツリーおよび送信先スキーマ ツリーの展開および折りたたみが必要な場合があります。 このトピックでは、スキーマ ピッカーのサイズを変更する手順と、スキーマ ツリーを展開および折りたたみる手順について説明します。

スキーマ ピッカーのサイズを変更する

マップを作成するときは、ソース スキーマと宛先スキーマを追加します。 スキーマを追加または置換すると、BizTalk 型ピッカー ウィンドウが開き、スキーマを選択します。

BizTalk Server 2016 以降では、この [タイプ ピッカー] ウィンドウのサイズを変更できます。 この機能を使用すると、スキーマの完全な名前を表示できます。

  1. マップで、[ Open Destination Schema]\(変換先スキーマを開く\) または [Open Source Schema]\(オープン ソース スキーマ\) を選択します
  2. BizTalk タイプ ピッカー ウィンドウで、右下隅をドラッグしてウィンドウ サイズを増減します。

スキーマ ツリーのすべてまたは一部を展開する

  1. スキーマ ツリーをすべて展開するノードを選択します。

    ノードの横に正符号 (+) アイコンまたは負符号 (-) アイコンがあるノードを選択します。

  2. BizTalk メニュー、またはそのノードのショートカット メニューで、[ツリー ノードの展開] をクリックします。 選択したノードの下にあるすべてのノードが展開されます。

    選択したノードの下のスキーマ ツリーが既に完全に展開されている場合は、[ ツリー ノードの展開 ] メニュー項目が無効になります。

    Note

    または、Ctrl キーを押しながら M キーを押し、次に Ctrl キーを押しながら E キーを押して、スキーマ ツリー ノードを展開します。 キーボード ショートカットの一覧については、「 BizTalk マッパーのキーボード ショートカット」を参照してください。

    Note

    大規模で複雑なスキーマでは、複合型を含むノードで [ ツリー ノードの展開 ] をクリックすると、スキーマ内の一部のノードが折りたたまれた状態のままになることがあります。 これは、再帰処理が特定の複合型を最初に検出したノードだけを展開するためです。 同じ型を含む他のノードは、手動で展開する必要があります。 大きくて複雑なスキーマのノードを展開するときのパフォーマンスを最適化するために、このような動作になっています。

スキーマ ツリーのすべてまたは一部を折りたたむ

  1. スキーマ ツリーをすべて折りたたむノードを選択します。

    ノードの横に正符号 (+) アイコンまたは負符号 (-) アイコンがあるノードを選択します。

  2. BizTalk メニュー、またはそのノードのショートカット メニューで、[ツリー ノードの折りたたみ] をクリックします。

    選択したノードの下にあるすべてのノードが折りたたまれます。

    Note

    または、Ctrl キーを押しながら M、C キーを押して、スキーマ ツリー ノードを折りたたみます。 キーボード ショートカットの一覧については、「 BizTalk マッパーのキーボード ショートカット」を参照してください。

    選択したノードの下のスキーマ ツリーが既に折りたたまれている場合は、[ ツリー ノードの折りたたみ ] メニュー項目が無効になります。

    この手順は、選択したノードの下にある各ノードの展開設定および折りたたみ設定を維持しません。 折りたたまれたノードを再度展開すると、以前の設定が失われているので、下位のスキーマ ツリーをノードごとに展開するか、スキーマ ツリー全体を展開する必要があります。

ノードを展開する

  • 展開するノードの横の正符号 (+) アイコンをクリックします。

    選択したノードが展開されます。 その子孫ノードを展開するか折りたたむかは、選択したノードがどのように折りたたまれているか、および以前の展開と折りたたみの設定によって異なります。

ノードを折りたたむ

  • 折りたたむノードの横の負符号 (-) アイコンをクリックします。

    選択したノードが折りたたまれます。

    この手順は、選択したノードの下にある各ノードの展開設定および折りたたみ設定を保存します。 正符号 (+) アイコンで折りたたまれたノードを再度展開すると、以前の設定が失われないので、下位のスキーマ ツリーは、以前の状態になります。

参照

BizTalk マッパーの使用