オーケストレーションの管理
概要
ここでは、BizTalk Server 管理コンソールを使ってオーケストレーションを管理する方法について説明します。 オーケストレーションとは、実行可能なビジネス プロセスのことです。 オーケストレーションの背景情報については、「 オーケストレーション」を参照してください。
アプリケーションに追加する
オーケストレーションは Visual Studio でビルドされ、BizTalk アセンブリにコンパイルされます。 オーケストレーションを個別にアプリケーションへ追加することはできません。オーケストレーションは次のようにしてアプリケーションに追加されます。
「アプリケーションに BizTalk アセンブリを追加する方法」の説明に従って、オーケストレーションを含む BizTalk アセンブリをアプリケーションに追加する場合。
「 BizTalk アプリケーションをインポートする方法」の説明に従って、オーケストレーションを含む BizTalk アセンブリを含むアプリケーションに .msi ファイルをインポートする場合。
開発者が Visual Studio からオーケストレーションを含むアセンブリをアプリケーションに展開する場合は、「 Visual Studio から BizTalk アプリケーションへの BizTalk アセンブリの展開」の説明に従います。
BizTalk 管理タスク
管理コンソールでは、次のアクションを実行できます。
オーケストレーションのバインドを構成 (つまり、オーケストレーションを適切な送信/受信ポートおよびホストにバインド) したり、これらのバインドをオーケストレーションから削除する。
オーケストレーションのメッセージ追跡を構成する。
オーケストレーションのインスタンス情報を表示する。
オーケストレーションを適切なホストに参加させる/オーケストレーションをホストから参加解除する。
オーケストレーションによるメッセージの処理を開始/中止する。
Note
Microsoft Windows Management Instrumentation (WMI) のオブジェクト モデルを使用して、管理タスクを自動化するスクリプトを作成および実行できます。 WMI の使用の詳細については、「UI ガイダンスと開発者 API 名前空間リファレンス」の「WMI クラス リファレンス」を参照してください。
Note
開発者は、「オーケストレーションDesignerを使用したオーケストレーションの作成」で説明されているように、オーケストレーション Designerを使用してオーケストレーションを作成します。 開発者は、このセクションで説明する管理コンソールを使用して、開発プロセス中にオーケストレーションを管理できます。