CDefaultCompareTraits クラス
このクラスは、既定の要素比較関数を提供します。
構文
template<typename T>
class CDefaultCompareTraits
パラメーター
T
コレクションに保存されるデータの型。
メンバー
パブリック メソッド
名前 | 説明 |
---|---|
CDefaultCompareTraits::CompareElements | (静的) 2 つの要素が等しいかどうかを比較するには、この関数を呼び出します。 |
CDefaultCompareTraits::CompareElementsOrdered | (静的) 要素の大小を調べるには、この関数を呼び出します。 |
解説
このクラスには、コレクション クラス オブジェクトに格納されている要素を比較する 2 つの静的関数が含まれています。 このクラスは、CDefaultElementTraits クラスによって使用されます。
詳細については、「ATL コレクション クラス」を参照してください。
要件
ヘッダー: atlcoll.h
CDefaultCompareTraits::CompareElements
2 つの要素が等しいかどうかを比較するには、この関数を呼び出します。
static bool CompareElements(const T& element1, const T& element2);
パラメーター
element1
1 番目の要素。
element2
2 番目の要素。
戻り値
要素が等しい場合は true、それ以外の場合は false を返します。
解説
この関数の既定の実装は、等値 (==) 演算子です。 単純なデータ型以外のオブジェクトの場合、この関数のオーバーライドが必要な場合があります。
CDefaultCompareTraits::CompareElementsOrdered
要素の大小を調べるには、この関数を呼び出します。
static int CompareElementsOrdered(const T& element1, const T& element2);
パラメーター
element1
1 番目の要素。
element2
2 番目の要素。
戻り値
次の表に基づいて整数を返します。
条件 | 戻り値 |
---|---|
element1<element2 | <0 |
element1 == element2 | 0 |
element1>element2 | >0 |
解説
この間数の既定の実装では、==、<、> 演算子が使用されます。 単純なデータ型以外のオブジェクトの場合、この関数のオーバーライドが必要な場合があります。