/DEPENDENTS
イメージが関数をインポートするときに使用する DLL の名前をダンプします。 この一覧を使って、アプリと共に再配布する DLL を決定したり、不足している依存関係の名前を検索したりすることができます。
構文
/DEPENDENTS
このオプションは、コマンド ラインで指定したすべての実行可能ファイルに適用されます。 引数は受け取りません。
解説
/DEPENDENTS オプションは、イメージが関数をインポートするときに使用する DLL の名前を出力に追加します。 このオプションでは、インポートされた関数の名前はダンプされません。 インポートされた関数の名前を表示するには、/IMPORTS オプションを使います。
/GL コンパイラ オプションで生成したファイルで使用できるのは、/HEADERS DUMPBIN オプションだけです。
例
次の例は、チュートリアル: 独自のダイナミック リンク ライブラリの作成と使用に関する記事でビルドしたクライアント実行可能ファイルに対する /DEPENDENTS オプションの DUMPBIN 出力を示しています。
C:\Users\username\Source\Repos\MathClient\Debug>dumpbin /DEPENDENTS MathClient.exe
Microsoft (R) COFF/PE Dumper Version 14.16.27032.1
Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved.
Dump of file MathClient1322.exe
File Type: EXECUTABLE IMAGE
Image has the following dependencies:
MathLibrary.dll
MSVCP140D.dll
VCRUNTIME140D.dll
ucrtbased.dll
KERNEL32.dll
Summary
1000 .00cfg
1000 .data
2000 .idata
1000 .msvcjmc
3000 .rdata
1000 .reloc
1000 .rsrc
8000 .text
10000 .textbss