変換モード定数
構文
#include <fcntl.h>
解説
_O_BINARY
、_O_TEXT
、_O_WTEXT
、_O_U16TEXT
、および_O_U8TEXT
マニフェスト定数によって、ファイルの変換モード (_open
と_sopen
) またはストリームの変換モード (_setmode
) が決まります。
使用できる値は、次のとおりです。
値 | 説明 |
---|---|
_O_TEXT |
ANSI テキスト (翻訳済み) モードでファイルを開きます。 キャリッジ リターンとライン フィード (CR-LF) の組み合わせは、入力時に 1 つのライン フィードに変換されます。 ライン フィード文字は、出力時に CR-LF の組み合わせに変換されます。 また、Ctrl + Z は入力時に EOF (end-of-file) 文字として解釈されます。 ファイルを読み取り用に、または読み取り/書き込み用に開くときは、fopen の実行時にファイル末尾に Ctrl + Z があるかどうかの確認が行われ、可能であればこの文字が削除されます。 fseek 関数とftell 関数を使用して Ctrl + Z で終わるファイル内を移動すると、fseek がファイルの末尾付近で不適切に動作する可能性があるため、削除されます。 |
_O_WTEXT |
UTF-16 テキスト (翻訳済み) モードでファイルを開きます。 _O_TEXT のテキスト翻訳のワイド文字バージョンがサポートされています。 |
_O_U16TEXT |
BOM テキストなし (翻訳済み) モードでファイルを UTF-16 で開きます。 _O_TEXT のテキスト翻訳のワイド文字バージョンがサポートされています。 |
_O_U8TEXT |
BOM テキストなし (翻訳済み) モードでファイルを UTF-8 で開きます。 _O_TEXT のテキスト翻訳がサポートされています。 |
_O_BINARY |
ファイルをバイナリ (無変換) モードで開きます。 上の変換は行われません。 |
_O_RAW |
_O_BINARY と同じ。 C 2.0 互換性のためにサポート。 |
詳細については、「 Text およびバイナリ モード のファイル I/O および File 変換定数を参照してください。