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RemoveIUnknown クラス

WRL インフラストラクチャをサポートします。コードから直接使用するためのものではありません。

構文

template <typename T>
struct RemoveIUnknown;

template <typename T>
class RemoveIUnknown : public T;

パラメーター

T
クラス。

解説

IUnknown ベースの型に相当するが、非仮想の QueryInterfaceAddRefRelease メンバー関数を持つ型を作成します。

既定では、COM メソッドによって QueryInterfaceAddRefRelease の仮想メソッドが提供されます。 ただし、ComPtr には仮想メソッドのオーバーヘッドは必要としません。 RemoveIUnknown によって、プライベートかつ非仮想の QueryInterfaceAddRefRelease メソッドが指定されることで、そのオーバーヘッドが排除されます。

メンバー

パブリック typedef

名前 説明
ReturnType テンプレート パラメーター T に相当するが、非仮想の IUnknown メンバーを持つ型のシノニム。

継承階層

T

RemoveIUnknown

必要条件

ヘッダー: client.h

名前空間: Microsoft::WRL::Details

関連項目

Microsoft::WRL::Details 名前空間