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イベント ハンドラーを追加する

リソース エディターでは、イベント ハンドラー ウィザードを使用して、ダイアログ ボックス コントロールで新しいイベント ハンドラーを追加したり、既存のイベント ハンドラーを編集したりできます。

[プロパティ] ウィンドウを使用すると、ダイアログ ボックスが実装されているクラスにイベントを追加できます。 ダイアログ ボックス クラス以外のクラスにイベントを追加するには、イベント ハンドラー ウィザードを使用します。

ダイアログ ボックス コントロールにイベント ハンドラーを追加するには:

  1. [リソース ビュー] のダイアログ ボックス リソースをダブルクリックして、ダイアログ エディターのコントロールが含まれるダイアログ ボックス リソースを開きます。

  2. 通知イベントを処理するコントロールを右クリックします。

  3. ショートカット メニューの [イベント ハンドラーの追加] を選択して、イベント ハンドラー ウィザードを表示します。

  4. [メッセージの種類] ボックスでイベントを選択し、[クラス] リスト ボックスで選択されたクラスを追加します。

  5. [Function handler name]\(関数ハンドラー名\) ボックスの既定の名前を受け入れるか、任意の名前を指定します。

  6. [Add and edit]\(追加と編集\) を選択して、プロジェクトにイベント ハンドラーを追加し、新しい関数に対してテキスト エディターを開いて適切なイベント ハンドラー コードを追加します。

    選択したメッセージの種類に選択したクラスのイベント ハンドラーが既にある場合、[Add and edit]\(追加と編集\) は使用できず、[コードの編集] を使用する必要があります。 [コードの編集] を選択して、既存の関数に対してテキスト エディターを開きます。

または、[プロパティ] ウィンドウからイベント ハンドラーを追加することも可能です。 詳細については、「ダイアログ ボックス コントロールへのイベント ハンドラーの追加」をご覧ください。

このセクションの内容

イベント ハンドラー ウィザード

このウィザードは、ダイアログ ボックス コントロール用のイベント ハンドラーをクラスに追加します。 プロパティ ウィンドウからイベント ハンドラーを追加する場合は、ダイアログ ボックスを実装するクラスに対してのみ追加できます。 詳細については、「ダイアログ ボックス コントロールへのイベント ハンドラーの追加」をご覧ください。

  • コマンド名

    選ばれているコントロールを示します。このコントロールにイベント ハンドラーが追加されます。 このボックスは変更できません。

  • Message type (メッセージの種類)

    選ばれているコントロールで現在使用可能なメッセージ ハンドラーの一覧が表示されます。

  • 関数ハンドラー名

    イベントを処理するために追加される関数の名前が表示されます。 既定の名前は、メッセージ型とコマンドに基づき、先頭に On が付加されます。 たとえば、IDC_BUTTON1 という名前のボタンでメッセージ型が BN_CLICKED の場合、関数ハンドラーの名前は OnBnClickedButton1 になります。

  • クラスの一覧

    イベント ハンドラーを追加できるクラスが表示されます。 選ばれているダイアログ ボックスのクラスは、赤で表示されます。

  • ハンドラーの説明

    [メッセージ型] ボックスで選ばれている項目の説明が表示されます。 このボックスは変更できません。

  • 追加と編集

    選択したクラスまたはオブジェクトに、メッセージ ハンドラーを追加します。 また、新しい関数に対してテキスト エディターが開かれ、コントロール通知用のハンドラー コードを追加できるようになります。

  • コードの編集

    選択した既存の関数がテキスト エディターで開き、コントロール通知ハンドラー コードを追加または編集できます。