__debugbreak

Microsoft 固有の仕様

コードのブレークポイントを発生させます。ここで、デバッガーを実行するように求めるメッセージがユーザーに表示されます。

構文

void __debugbreak();

必要条件

Intrinsic アーキテクチャ ヘッダー
__debugbreak x86、x64、ARM、ARM64 <Intrin.h>

解説

DebugBreak に似た __debugbreak コンパイラ組み込みは、移植性の高い Win32 手法でブレークポイントを発生させます。

Note

/clr でコンパイルする場合は、__debugbreak を含む関数が MSIL にコンパイルされます。 asm int 3 により、関数がネイティブにコンパイルされます。 詳細については、「__asm」を参照してください。

次に例を示します。

main() {
   __debugbreak();
}

上記のコードは、以下と似ています。

main() {
   __asm {
      int 3
   }
}

このコードは x86 コンピューターにあります。

ARM64 では、__debugbreak 組み込みは、命令 brk #0xF000 にコンパイルされます。

このルーチンは、組み込みとしてのみ使用できます。

Microsoft 固有の仕様はここまで

関連項目

コンパイラの組み込み
キーワード