_mm_cvttss_si64x

Microsoft 固有の仕様

単精度浮動小数点数から 64 ビット整数 (cvttss2si) への切り捨てを使用した変換命令の x64拡張バージョンを出力します。

構文

__int64 _mm_cvttss_si64x(
   __m128 value
);

パラメーター

value
[in] 単精度浮動小数点値を含む __m128 構造体。

戻り値

最初の浮動小数点値から 64 ビット整数への変換の結果。

必要条件

Intrinsic	アーキテクチャ
_mm_cvttss_si64x	X64

ヘッダー ファイル<intrin.h>

解説

組み込みは、不正確な変換が 0 方向に切り捨てられるという点でのみ _mm_cvtss_si64x と異なります。 __m128 構造体は XMM レジスタを表しているため、生成された命令は、データを XMM レジスタからシステム メモリに移動します。

このルーチンは、組み込みとしてのみ使用できます。

例

// _mm_cvttss_si64x.cpp
// processor: x64
#include <intrin.h>
#include <stdio.h>

#pragma intrinsic(_mm_cvttss_si64x)

int main()
{
    __m128 a;
    __int64 b = 54;

    // _mm_load_ps requires an aligned buffer.
    __declspec(align(16)) float af[4] = { 101.5, 200.75,
                                          300.5, 400.5 };

    // Load a with the floating point values.
    // The values will be copied to the XMM registers.
    a = _mm_load_ps(af);

    // Extract the first element of a and convert to an integer
    b = _mm_cvttss_si64x(a);

    printf_s("%I64d\n", b);
}

101

Microsoft 固有の仕様はここまで

関連項目

__m128
コンパイラの組み込み