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自動的にサイズ調整されるリッチ エディット コントロール

アプリケーションは、リッチ エディット コントロール (CRichEditCtrl) のサイズを絶えず、その内容と同じサイズになるように随時変更できます。 リッチ エディット コントロールは、その内容のサイズが変化したときに絶えずその親ウィンドウに EN_REQUESTRESIZE 通知メッセージを送信することで、この "自動的にサイズ調整される" 機能をサポートします。

アプリケーションは EN_REQUESTRESIZE 通知メッセージを処理するときに、指定された REQRESIZE 構造体内のサイズに合わせて、コントロールのサイズを変更する必要があります。 また、コントロール付近にある情報も、コントロールの高さの変化に合わせて移動することになるでしょう。 コントロールのサイズは、CWnd の関数である SetWindowPos を使って変更できます。

自動的にサイズ調整されるリッチ エディット コントロールからは、RequestResize メンバー関数を使用することで強制的に EN_REQUESTRESIZE 通知メッセージを送信できます。 このメッセージは、OnSize ハンドラーで役立てることができます。

EN_REQUESTRESIZE 通知メッセージを受信するには、SetEventMask メンバー関数を使用して通知を有効にする必要があります。

関連項目

CRichEditCtrl の使い方
コントロール