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リッチ エディット コントロールでのクリップボード操作

アプリケーションでは、最適なクリップボード形式または特定のクリップボード形式を使用して、クリップボードの内容をリッチ エディット コントロール (CRichEditCtrl) に貼り付けることができます。 リッチ エディト コントロールがクリップボード形式を貼り付け可能かどうかを判断することもできます。

Copy メンバー関数または Cut メンバー関数を使用して、現在の選択内容をコピーまたはカットできます。 同様に、Paste メンバー関数を使用して、クリップボードの内容をリッチ エディト コントロールに貼 り付けることができます。 コントロールは、認識できる最初の使用可能な形式 (おそらく最もわかりやすい形式) を貼り付けます。

特定のクリップボード形式を貼り付けるには、PasteSpecial メンバー関数を使用できます。 この関数は、ユーザーがクリップボード形式を選択できる特殊な貼り付けコマンドを使用するアプリケーションに便利です。 CanPaste メンバー関数を使用して、特定の形式が コントロールによって認識されるかどうかを判断できます。

CanPaste を使用して、使用可能なクリップボード形式がリッチ エディト コントロールによって認識されるかどうかを判断することもできます。 この関数は、OnInitMenuPopup ハンドラーで役立ちます。 アプリケーションでは、使用可能な形式をコントロールで貼り付けるかどうかに応じて、貼り付けコマンドを有効にしたりグレー表示にしたりできます。

リッチ エディット コントロールは、リッチ テキスト形式と RichEdit Text と Objects という形式の 2 つのクリップボード形式を登録します。 アプリケーションでは、RegisterClipboardFormat 関数を使用してこれらの形式を登録し、CF_RTFCF_RETEXTOBJ の値を指定します。

関連項目

CRichEditCtrl の使い方
コントロール